「こむらがえり」の処置法

トップページ > 健康Q&A > 病気・症状 > 「こむらがえり」の処置法

質問「こむらがえり」の処置法

さっき朝起きるときに、ふくらはぎがこむらがえりになりになってしまいました。その場はなんとか治まったのですが、歩くと筋肉痛のような痛みが続いています。
こんな場合は、シップなどを貼ったほうが良いですか?

 
質問者 no name 質問日 2007/02/22 10:17 回答 解決済 役立ち度 ★★★★ この質問が不愉快  

検索キーワード:こむらがえり」 「予\防」 「応急処置」 「湿布」 「

回答者 れへばじ さん ( 専門家 ) 回答日 2007/02/25 10:13 この回答が不愉快
ベストアンサー  湿布は、基本的にはお使いにならない方がよいと思います。冷湿布は、痛みを取り除く効果がありますが、筋肉を冷やしたり収縮させたりといった作用もあるため、こむらがえりを起こしやすくなるという難点もあります(こむらがえりは、突然筋肉が収縮したために起こります)。温湿布は、痛みが増す可能性も高く、お勧め致しかねます。痛みが治まってきたら、こむらがえり予防の目的でお使いになる方法も考えられますが、予防目的で薬をお使いになるようでしたら、市販の漢方薬をお使いになるか、整形外科を受診なさってお薬を出して頂く方がよいと考えられます。
 湿布以外では、頭痛薬(こむらがえりによる痛みにも効果があります)をお使いになってもいいと思います。ただし、年齢制限や喘息などで、薬によっては使用禁止(薬の説明書には禁忌と書かれています)とされているものがありますので、注意が必要です。薬の詳細については、ドクターや薬剤師にお尋ね下さい。

 次に、こむらがえりの予防についてお話しさせて頂きます。こむらがえりは、一度やってしまうと何度も起こるようになってしまう可能性が高いため、今後の予防が大切です。
 最もお手軽な予防法は、水分を多めに摂ることです。薬をお使いになるようでしたら、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)という漢方薬を、寝る前に一回飲んでおくという方法もあります。この漢方薬は、筋肉の収縮を和らげ、こりをほぐす効果があります。そのため、肩こりを和らげるためにもよく使います。
 なお、芍薬甘草湯は、長い間飲み続けてこそ効果を発揮する薬です。また、何年も飲んでいらっしゃる方も珍しくありません。ですから、ずっと飲んでいて大丈夫なのかという心配は、まず必要ありません。ですが、飲み始めてすぐに何らかの体調変化が起きた場合は、飲むことをやめて、ドクターや薬剤師にご相談なさった方がいいでしょう。

 こむらがえりを起こした場合の応急処置についてお話しさせて頂きます。応急処置の方法は、陸上競技中のこむらがえりと同じです。ひざを布団や床に向けて上から押さえます。さらに、足首を押し、足の親指をすねに向かって引っ張ります。できれば、温かいタオルなどをふくらはぎに当て、軽くマッサージするとよいでしょう。強すぎるマッサージは痛みを増悪させますので要注意です。

 最後になりましたが、質問して下さった方が、より健康で毎日を過ごすことができるよう、お祈り申し上げます。
 
お礼 ありがとうございます。だいぶ痛みは治ったので、これからは水分を多めに摂ってから寝るようにしたいと思います。

1. 回答者 れへばじ さん ( 専門家 ) 回答日2007/02/25 10:13 この回答が不愉快
答え  湿布は、基本的にはお使いにならない方がよいと思います。冷湿布は、痛みを取り除く効果がありますが、筋肉を冷やしたり収縮させたりといった作用もあるため、こむらがえりを起こしやすくなるという難点もあります(こむらがえりは、突然筋肉が収縮したために起こります)。温湿布は、痛みが増す可能性も高く、お勧め致しかねます。痛みが治まってきたら、こむらがえり予防の目的でお使いになる方法も考えられますが、予防目的で薬をお使いになるようでしたら、市販の漢方薬をお使いになるか、整形外科を受診なさってお薬を出して頂く方がよいと考えられます。
 湿布以外では、頭痛薬(こむらがえりによる痛みにも効果があります)をお使いになってもいいと思います。ただし、年齢制限や喘息などで、薬によっては使用禁止(薬の説明書には禁忌と書かれています)とされているものがありますので、注意が必要です。薬の詳細については、ドクターや薬剤師にお尋ね下さい。

 次に、こむらがえりの予防についてお話しさせて頂きます。こむらがえりは、一度やってしまうと何度も起こるようになってしまう可能性が高いため、今後の予防が大切です。
 最もお手軽な予防法は、水分を多めに摂ることです。薬をお使いになるようでしたら、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)という漢方薬を、寝る前に一回飲んでおくという方法もあります。この漢方薬は、筋肉の収縮を和らげ、こりをほぐす効果があります。そのため、肩こりを和らげるためにもよく使います。
 なお、芍薬甘草湯は、長い間飲み続けてこそ効果を発揮する薬です。また、何年も飲んでいらっしゃる方も珍しくありません。ですから、ずっと飲んでいて大丈夫なのかという心配は、まず必要ありません。ですが、飲み始めてすぐに何らかの体調変化が起きた場合は、飲むことをやめて、ドクターや薬剤師にご相談なさった方がいいでしょう。

 こむらがえりを起こした場合の応急処置についてお話しさせて頂きます。応急処置の方法は、陸上競技中のこむらがえりと同じです。ひざを布団や床に向けて上から押さえます。さらに、足首を押し、足の親指をすねに向かって引っ張ります。できれば、温かいタオルなどをふくらはぎに当て、軽くマッサージするとよいでしょう。強すぎるマッサージは痛みを増悪させますので要注意です。

 最後になりましたが、質問して下さった方が、より健康で毎日を過ごすことができるよう、お祈り申し上げます。
 
お礼 ありがとうございます。だいぶ痛みは治ったので、これからは水分を多めに摂ってから寝るようにしたいと思います。
この質問&回答はどれくらい役に立ちましたか?
←役に立たなかった ふつう 役に立った→
健康に関する質問と回答関連Q&A
背中の痛み 受付中 (回答数: 2)
記憶喪失をすぐに治す方法はありますか? 受付中 (回答数: 1)
咳はないが痰が絡む 受付終了 (回答数: 0)
細長い発疹、出る前は痛痒い 受付終了 (回答数: 0)
風邪をひいたらどんなことをして治しますか 受付終了 (回答数: 0)
足のツレの予防法 受付終了 (回答数: 0)
手が冷たい 受付終了 (回答数: 0)
貧血 受付終了 (回答数: 0)
怖いです… 受付終了 (回答数: 0)
鬱病なのでしょうか? 受付終了 (回答数: 1)

copyright all right reserved intelligence technology inc,
掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。