catyanさん
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07年11月27日(火)
今来。 |
< 朝ぼらけあ。
| 契りき。 >
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【其の五十六】(No.21) 詠み人:素性 法師
今来むと 言ひしばかりに 長月の
有明の月を 待ちいでつるかな
(イマコント イイシバカリニ ナガツキノ アリアケノツキヲ マチイデツルカナ)
[ギミック] 掛詞:長月=九月の陰暦名x長い月日
[通釈]
今すぐ来よう、と貴方が言ったばかりに九月の秋の夜長を待ち続けていましたら
(来たのは貴方ではなく)有明の月が、待っていたかのように出てしまいましたよ
----- おまけ&キャチ的☆解釈 -----
作者は僧正遍昭⇒【其の四十九】のお子様です。
http://www.karadakara.com/note/some/record/day/20071119_iqg3.html
父君同様の浪漫的作風。男性で、お坊様で在りながらも、哀しい女心を詠んでおります。
当時の女性たちの間で大変人気を得た作品だったそぅな(^^)
諸文献からの考察によればこの歌は、「待恋」に分類され「久待恋」では無いそぅデス。
しかし定家はこれを“長きに渡り待ち続けた慕情”と見ており、不肖ながらわたくしめも
コチラの解釈のほうを取らせて頂きました。
「待恋」として解釈すると、どぅにも女性の恨み節のように聞こえてしまいます。
逆に、「久待恋」であるとすれば、一途で純真なまでのせつなさが伝わってきます。
確かに前者の方が一般的ですし、また、このどちらとも取れる所が多くの女性の共感を得た
所以なのでしょうが、キャチ的にはやはり後者であって欲しぃでのです。
これは自分が一途で純真だゼ!とか決して?そぅいうことでは無くて・・・(^^;ゞ
残念ながら、むしろキャチは現実主義の、ごくごく普通の一般庶民でアります...orz
でもだからこそ、歌や物語の中にくらいは、「恋愛」や「正義」や「秩序」に、
『清く・正しく・美しく』の理想的世界が存在していて欲しいワケですょ。
こぅいうキモチ、解って下さる方けっこーいらっしゃいますょね?
藤原定家殿の選別の傾向を窺うに、ひょっとして似たようなお考えでいらしたのでは...?
なぁんて、図々しくも思ったりしちゃったりしてっ(^^♪テヘヘ
・・・イト、アラマホシ。
(ノコリ44。 金曜貫徹で遊び狂ぅ⇒土曜12h爆睡!しちまぃマスタwwミョウにちかれた...(/_;) )
↓↓ キャチ的☆小倉百人一首 ◆◆◆ もくじ ◆◆◆ へGO ↓↓
http://www.karadakara.com/note/some/record/day/20070708_iqg3.html
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