catyanさん
最新の記録ノート
 |
2007年 |
 |
 |
12月 |
 |
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
|
|
|
|
|
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
31 |
|
|
|
|
|
月別に見る
タグ別に見る
|
07年12月01日(土)
いに。 |
< みかき。
| わたの原八。 >
|
|
【其の六十.】(No.61) 詠み人:伊勢 大輔
いにしへの 奈良の都の 八重桜
けふ九重に にほひぬるかな
(イニシエノ ナラノミヤコノ ヤエザクラ キョウココノエニ ニオイヌルカナ)
[ギミック] 特にナスww
[通釈]
いにしえの時代、奈良の都で咲いていた八重桜が、
今日はこの九重の宮中で、色美しく咲き誇っておりますよ。
----- おまけ&キャチ的☆解釈 -----
才気あふるるお歌にございます。
『奈良から桜を奉った時、紫式部から取り入れ役を譲られ、道長に歌を添えよと言われ
とっさに詠んだ即吟である。』・・・と歴史書にございました。
「なら(七)」→「八重」→「九重」と数を連ね・増して行く事で、奈良の「八重」に対し
平安の当代を「九重」として賛美し、繁栄を称えておられるのであります。
言葉自体の響きも流暢で美しく、とても即興で詠まれたとは思えぬ巧みさ☆ですね。
旧かな使いの“は行(⇒母音)”の羅列がまた詠み心地が好ぃですなぁ。
「九重」は中国で王城の門を九重に作ったことより発せられそぅな。「宮中」を示します。
「にほひぬる」-「にほふ(匂ふ)」は“香”または“色”について用いられる語ですが
今回の場合はまぁ、ひっくるめて『美しく咲き誇って(香って)いる』で良んじゃね?
・・・視覚・嗅覚ともに研ぎ澄ますのぢゃっ!!
作者の名前は「ダイスケ」ぢゃありませぬょ。お間違え無きよぅ^m^
当時の女性の御名は父君や夫の役職ナドによることが殆どで、彼女もまた然り。
・・・現代でも変わらないカナ?『~さんの奥さん。』トカ『~ちゃんのお母さん。』トカ?
昔、「こぅいう風に呼ばれるのイヤッ!」ってわめく、キャチの同級生のお母さんに、
キャチ母が「あなたとは、子供を介したお付き合いなのだから、ソレで良いのですっ!」
・・・って一喝してた事があったなぁ(ーー;)
ぬはははははっ!この親にして、この子あり。ってか? ・・・ぎゃぽっ(+o+;)
・・・イト、アイナシ。
(ノコリ40。 ひゃっふぅ~☆ 60首突破ぢゃ!予定だと完成するのは... んふふ~♪)
↓↓ キャチ的☆小倉百人一首 ◆◆◆ もくじ ◆◆◆ へGO ↓↓
http://www.karadakara.com/note/some/record/day/20070708_iqg3.html
|
コメントを書く
|
ページTOPへ戻る↑ |
|
|