1.
Cheb |
2007-07-07 10:03 |
若い時に吸い始めて、生涯吸い続けた喫煙者の2人のうち1人は、結局はたばこ関連疾患で生命を失います。10代から喫煙を始め、毎日喫煙を続ければ、平均して約50%がタバコによって死亡し、うち半数は中年から70歳以前に、本来の余命よりも22年早く世を去ることになります。長年喫煙を続ければ、喫煙者はどの年代にあっても、非喫煙者の3倍の確率で死亡する調査結果が出ています。WHOの研究(http://chef.who.int:9654/?WHOhq+WHOhqHTML)によりますと、今後20年間にタバコが原因で発生する死者数は、世界中で3倍になる可能性が高いと予見できます。
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2.
Cheb |
2007-07-07 11:06 |
タバコの本質は、合法的な麻薬だ。タバコなしの自分には何かが欠けていることを常に感じさせ、タバコを身につけていないと、パニックに陥る。タバコを吸うのはタバコが楽しいからではなく、心の中の不安感や渇望感が一時的に満たされるため。そして、その不安感や渇望感は、さっき吸ったタバコが作り出したもの。
喫煙とは、頭を壁に打ち付けて、それをやめたときのホッとした気持ちを楽しむ行為と一緒。タバコがリラックスさせるのは薬物の禁断症状が緩和されるからホッしているに過ぎない。タバコがストレスを和らげているのではない。一回前に吸ったタバコのニコチンがストレスを引き起こしているんだ。
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3.
Cheb |
2007-07-07 16:56 |
禁煙するなら35歳以下 1カ月やめたら心機能回復 北大の研究グループ確認
一ヶ月で非喫煙者とほぼ同じ値に回復。半年間の禁煙でも非喫煙者と同様の値を維持した。
煙は身体機能のうち、最初に心臓に深刻な影響を与えるが、四十歳以上で禁煙しても、あまり回復しないとされる。
http://blog.goo.ne.jp/tkahid5963/e/eee97f22ac0d7065d5851cd4f7e0bda6
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4.
Cheb |
2007-07-07 17:02 |
ニコチンは依存性薬物
http://www.athome.co.jp/academy/medicine/med05.html
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5.
Cheb |
2007-07-10 14:18 |
肺がんのリスク
肺がんのリスク要因を考えるうえで、喫煙習慣を切り離して考えることはできません。
非喫煙者に対する喫煙者の肺がんリスクは、欧米では20倍以上とされていますが、
日本ではそれよりも低くなっています。
日本人を対象とした疫学研究のメタ・アナリシス(2006年)では、
男性で4.4倍、女性で2.8倍という結果でした。
また、組織型別では、扁平(へんぺい)上皮がんについては
男性12倍、女性11倍であるのに対し、
腺がんについては男性2.3倍、女性 1.4倍と大きな違いが示されています。
欧米では、たばこが肺がんの発生原因の90%とされていますが、
日本では、男性で68%、女性では18%程度と推計されています。
また、受動喫煙によって、
肺がんのリスクが高くなるという科学的根拠は十分あると評価され、
受動喫煙がない者に対し、20~30%程度高くなると推計されています。
治療開始からの5年間生存する割合(5年生存率)は、
がんの病期と全身状態により異なります。
手術をした場合の5年生存率は、病期I期(IA、IB期): 70%、
II期(IIA、IIB期):50%、IIIA期:25%といわれています。
手術が適切でないIII期で、
放射線療法と化学療法の合併療法を受けた場合、2年生存率は40~50%、
5年生存率は15~20%です。IV期で化学療法を受けた場合、1年生存率は50~60%です。
2)小細胞肺がん
限局型で放射線療法と化学療法の合併療法を受けた場合、
2年、3年、5年生存率はそれぞれ約50、30、25%です。
進展型で化学療法を受けた場合、3年生存率は約10%です。
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/data/lung.html
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6.
Cheb |
2007-07-10 14:23 |
肺がんで入院していた人の話---
大学生で髪の毛が鬼太郎みたいな男の子が、
肺が悪いゾーンの病室に入院してきましたが、
その子のお母さんはしょっちゅう姿を見るのですが、
お父さんの姿はなかなか見れないという話が、肺セブンの中で出ました。
「まだ学生で、同居してたらもっと男親も来るだろ」という言葉と同じ事を、
鬼太郎の母親も思ったようで、
鬼太郎のお見舞いに初めてやってきた父親を廊下で
「もうちょっとお見舞いに来てもいいんじゃないか」と責めると、
軽く切れた父親が「お見舞いなんかしても鬼太郎が治るわけないから無駄だ」
と叫び始めました。
(私はここで通りがかりました。
部屋の入り口付近で喧嘩している夫婦をどうしたもんか考え中)
歩くのもしんどそうな鬼太郎がベッドから立ち上がり、
廊下に出てきて「恥ずかしいから静かにしてくれよ」と父親を諌めると、
父親がまた真っ赤な顔をして
「平気そうな顔をしやがって!俺に殺されると思っとるんちゃうんか?
でも、この前医者の説明きいたら、原因は俺の煙草じゃないって言ったぞ。
お前が勝手に病気になったんやって。俺は関係ない」
と、今までリアルに聞いた中でNo1の人でなし発言で、
私の胸にも突き刺さったぐらいだから、
奥さんや鬼太郎の胸にはどれほど刺さったのかと。
鬼太郎はあきれた顔で黙り込み、
奥さんは「あんたはなんでそんな事が言えるん…」
とおかしいぐらいに貧乏ゆすりみたいな変な動きを強めていました。
そして「うぁーうぁー」と、子どもが泣くのとは全く違う大きな声、
大人が本気で泣く声で泣き出しました。
私は大人がそれほどの勢いで泣くのを見たのは初めてで、
どうすればよいかまったく分かりませんでした。
泣きながらお母さんが
「鬼太郎がこんなことになってもタバコをやめられへんなんて、情けなくて情けなくて」
とののしりました。
お父さんは居づらくなったのか、廊下から逃げるように居なくなり、
鬼太郎は死人みたいな表情で、へたり込むみたいに座り、
それはまるで悪夢みたいな景色でした。
お父さんはヘビー・スモーカーで、家でずっと吸い続けていたそうです。
鬼太郎とお母さんはノンスモーカー。
そして鬼太郎はステージⅢ程度の肺がん、まず治らない。
副流煙でがんにかかる確率ははっきりしないし、
喫煙している人が肺がんに必ずかかるわけでもありません。
でも、息子はがんになって死ぬ運命だし、
医者がいくら気休めに煙草だけががんにかかる要因じゃないと言ったところで、
お父さんが煙草で息子を殺したように感じます。
煙草会社がどれだけ喫煙の危険性をラベルに貼ろうが、
まさか自分が実際に病気にかかって死ぬとは思ってもみません。
「自分はリスクを理解して吸っている」つもりでいたはずの私も、
本当の意味でリスクについて考えてはいませんでした。
鬼太郎一家のように、自分じゃない家族が肺がんになった場合、
煙草を吸うときは換気扇を回していたり、
台所で吸うようにしていたからと自分を納得させることができるでしょうか。
もし吸っている本人が病気になったら、
「本人が好きで吸っていたのだから仕方がない」
と簡単に割り切れるでしょうか。
たぶん、もしもっと強く言ってやめさせておけば良かったのじゃないか。
心が弱いから禁煙に成功できなかったのだから、
病院に通わせてカウンセリングを受けさせればうまくいったのではないかと
if/もしもをどうしても考えてしまうのではないでしょうか。
鬼太郎は若かったからか進行が早く、
ずーっとゼイゼイ言っていてしょっちゅうナースコールを押していました。
おとなしく寝ている間はちいさな母親が横で不安そうな顔でずーっと見ていましたが、
さほど時間がたたないうちにどっかの部屋に移され、死にました。
最後はずっと喉にチューブを差していたそうです。
肺がやられて入院してくる場合、
非常によくなって退院してゆくケースが少ないです。
本当に少ない。病院の中のレイアウトがよく変わります。
http://d.hatena.ne.jp/azakeri/20050926/p2#20050926f3
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