ジェネリック薬品についてよくCMなどでもジェネリック薬品という言葉を耳にします。
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質問者 no name 質問日 2007/01/19 18:52 回答 解決済 役立ち度 ★★★☆☆ | ||
検索キーワード: 「ジェネリック薬品」 「ジェネリック医薬品」 「薬」 「薬代」 「メリット」 「デメリット」 「先発医薬品」 「先発品」 「効果」 「副作用」
回答者 れへばじ さん ( 専門家 ) | 回答日 2007/01/20 23:20 |
私も、しゅう様と同じ意見で、かかりつけのドクターにご相談なさったほうがいいと思います。薬剤師にご相談なさってもいいのですが、最終的にジェネリック医薬品を使うかどうかは、基本的にドクターと患者さんの合意によって決まることだからです。その際に、以下にお話させていただくメリットとデメリットについて、よく話し合っておくことも必要だと思います。
ここで、ジェネリック医薬品とは何か、現在ジェネリック医薬品をめぐるどのようなトラブルが起きているかについて、お話しさせていただきたいと思います。 まず、ジェネリック医薬品と比較対象する医薬品のことを、先発品(先発医薬品)と呼ぶこと、そして先発品とは何かをお話しさせていただきます。先発品とは、新しい化学物質を発見(あるいは合成)し、それを医薬品として商品化し、特許をとることに成功した医薬品のことを言います。この特許の期限は10年で、特許が切れるまでは他の製薬メーカーではその成分を含む医薬品を製造することはできません。また、成分の特許が切れても、先発品と異なる剤形のものを作ることはできません。 例えば、ある製薬メーカーが、先発品として、錠剤の特許をとった日が1995年5月1日だとします。さらに、先発品の特許をとったメーカーと同じ製薬メーカーが、粉薬(散剤)として新たに特許をとった日が、1998年6月5日だとします。この場合、錠剤の特許が切れる日は2005年4月30日、粉薬の特許が切れる日は2008年6月4日です。この場合、ジェネリック医薬品はいつから製造・販売できるかというと、錠剤は2005年5月1日、粉薬は2008年6月5日から可能です。つまり、2005年5月1日から2008年6月4日までは、錠剤は製造・販売できても、粉薬はできないのです。同じ成分を含んでいても、錠剤と粉薬は別物だからです。 ここで、先発品と、ジェネリック医薬品とを比較すると、以下のようになります。 ・先発品と同じ財形で、同じ成分を同じ量だけ含んでいる。 ・先発品とジェネリック医薬品とは、完全に同じ薬ではない。 となります。では、先発品とジェネリック医薬品とで、何が異なるのかと申し上げますと、製法、添加物、外見などがあります。そして、完全に同じ医薬品ではない以上、効果も同じとは限らないとも言えます。 次に、どのようなトラブルが起きているかお話し申し上げます。 ・効果が変わった(効き過ぎた、あるいは効かなかった)。 ・先発品では起こらなかった副作用が起こった。 この二つが、大部分を占めています。これらのトラブルは、「先発品とジェネリック医薬品は、完全に同じ医薬品ではない」ということを充分に理解しないままジェネリック医薬品を使用したために起こったものなのです。しゅう様のおっしゃっているデメリットとは、このようなトラブルが起こる可能性のことなのです。 もちろん、ジェネリック医薬品を使用するメリットもあります。それは、CM等で言われている、薬代が安くなることです。どの程度安くなるのかは、薬によって異なります。数十円の差ということもありますし、年間1万円以上の自己負担軽減に成功することもあります。また、今の制度では、患者さんの了解を得た上で薬局がジェネリック医薬品に変更した場合、薬局の調剤報酬が増える仕組みになっています。そのため、返って自己負担金額が増えてしまう可能性もあります。 このようなメリットとデメリットを天秤にかけて、最終的に患者さんがどちらを選択するのか、ドクター、薬剤師がどのように患者さんに説明していくのかが、今後の問題となってくると思います。患者さんを中心に、各医療従事者がどのように連携をとっていくのかが、今後の各医療従事者に問われていると思います。 |
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2. 回答者 れへばじ さん ( 専門家 ) | 回答日2007/01/20 23:20 |
私も、しゅう様と同じ意見で、かかりつけのドクターにご相談なさったほうがいいと思います。薬剤師にご相談なさってもいいのですが、最終的にジェネリック医薬品を使うかどうかは、基本的にドクターと患者さんの合意によって決まることだからです。その際に、以下にお話させていただくメリットとデメリットについて、よく話し合っておくことも必要だと思います。
ここで、ジェネリック医薬品とは何か、現在ジェネリック医薬品をめぐるどのようなトラブルが起きているかについて、お話しさせていただきたいと思います。 まず、ジェネリック医薬品と比較対象する医薬品のことを、先発品(先発医薬品)と呼ぶこと、そして先発品とは何かをお話しさせていただきます。先発品とは、新しい化学物質を発見(あるいは合成)し、それを医薬品として商品化し、特許をとることに成功した医薬品のことを言います。この特許の期限は10年で、特許が切れるまでは他の製薬メーカーではその成分を含む医薬品を製造することはできません。また、成分の特許が切れても、先発品と異なる剤形のものを作ることはできません。 例えば、ある製薬メーカーが、先発品として、錠剤の特許をとった日が1995年5月1日だとします。さらに、先発品の特許をとったメーカーと同じ製薬メーカーが、粉薬(散剤)として新たに特許をとった日が、1998年6月5日だとします。この場合、錠剤の特許が切れる日は2005年4月30日、粉薬の特許が切れる日は2008年6月4日です。この場合、ジェネリック医薬品はいつから製造・販売できるかというと、錠剤は2005年5月1日、粉薬は2008年6月5日から可能です。つまり、2005年5月1日から2008年6月4日までは、錠剤は製造・販売できても、粉薬はできないのです。同じ成分を含んでいても、錠剤と粉薬は別物だからです。 ここで、先発品と、ジェネリック医薬品とを比較すると、以下のようになります。 ・先発品と同じ財形で、同じ成分を同じ量だけ含んでいる。 ・先発品とジェネリック医薬品とは、完全に同じ薬ではない。 となります。では、先発品とジェネリック医薬品とで、何が異なるのかと申し上げますと、製法、添加物、外見などがあります。そして、完全に同じ医薬品ではない以上、効果も同じとは限らないとも言えます。 次に、どのようなトラブルが起きているかお話し申し上げます。 ・効果が変わった(効き過ぎた、あるいは効かなかった)。 ・先発品では起こらなかった副作用が起こった。 この二つが、大部分を占めています。これらのトラブルは、「先発品とジェネリック医薬品は、完全に同じ医薬品ではない」ということを充分に理解しないままジェネリック医薬品を使用したために起こったものなのです。しゅう様のおっしゃっているデメリットとは、このようなトラブルが起こる可能性のことなのです。 もちろん、ジェネリック医薬品を使用するメリットもあります。それは、CM等で言われている、薬代が安くなることです。どの程度安くなるのかは、薬によって異なります。数十円の差ということもありますし、年間1万円以上の自己負担軽減に成功することもあります。また、今の制度では、患者さんの了解を得た上で薬局がジェネリック医薬品に変更した場合、薬局の調剤報酬が増える仕組みになっています。そのため、返って自己負担金額が増えてしまう可能性もあります。 このようなメリットとデメリットを天秤にかけて、最終的に患者さんがどちらを選択するのか、ドクター、薬剤師がどのように患者さんに説明していくのかが、今後の問題となってくると思います。患者さんを中心に、各医療従事者がどのように連携をとっていくのかが、今後の各医療従事者に問われていると思います。 |
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1. 回答者 しゅう さん ( 専門家 ) | 回答日2007/01/20 01:07 |
まずはかかりつけの医師に意見を求めるとよいと思います。
ジェネリック薬品は簡単に言うと、化学式が同じものを使っているだけで 効果が違う、と言う話を聞いたことがあります。 また、副作用などの情報が少ないと言うデメリットがあるそうです。 まず、しっかりとメリット、デメリットを理解したうえで選択されたほうが 良いと思います。 |
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