catyanさん
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07年12月25日(火)
名にし。 |
< 嘆け。
| 浅茅。 >
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【其の八十四.】(No.25) 詠み人:権中納言 定家
名にしおはば 逢坂山の さねかづら
人に知られで 来るよしもがな
(ナニシオハバ アウサカヤマノ サネカズラ ヒトニシラレデ クルヨシモガナ)
[ギミック] 掛詞:逢坂山=逢ふx逢坂山(山の名)
さねかづら=さ寝(添い寝?)xさねかづら(植物の名)
来る=来るx繰る
縁語:さ寝⇔逢坂山
[通釈]
「逢って共に寝る」というその名の通りであるのならば
「逢坂山のさねかずら」を手繰るように、
人に知られずにあなたがやって来る方法もあれば良いものだなぁ。
----- おまけ&キャチ的☆解釈 -----
「さねかずら」はモクレン科のつる状の潅木。赤い実をつける。>>画像参照
この歌は、忍ぶ恋の歌。
密かにお付き合いをしていた女性との関係が明るみに出てしまい、もぅ会えません
と言われて詠まれたそうです。
ワタクシの参考にしている書に「この歌から当時の宮廷貴族の日常生活の一端が伺える。」
とございました。
つまりこんな風に、人目を忍んだ恋愛をして日々を送っていた、ってことなんすね。
恋をして、歌を詠んで、音楽を聴いて...Σはっ!これって「遊び人」ぢゃん?
いやはや、憧れますなぁ~。
なしてコンナ素敵な生活が淘汰されて、今や過労死多発の働き者の国になっちまった?
キャチだって、世が世ならお姫様だったのにのぅ...
庶民の苦労なぞお構いナシに、のうのうと暮らしてみたかったものぢゃょ。(ガチ本音)
・・・イト、クチヲシ。
(ノコリ16。本年度はここまで!ま、今更日付にこだわるまでも無いょねん。)
↓↓ キャチ的☆小倉百人一首 ◆◆◆ もくじ ◆◆◆ へGO ↓↓
http://www.karadakara.com/note/some/record/day/20070708_iqg3.html
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