春の。【catyanさんの健康管理カラダカラノート】

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08年01月04日(金)

春の。

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【其の九十四.】(No.67) 詠み人:周防 内侍

 春の夜の 夢ばかりなる 手枕に 
 かひなく立たむ 名こそ惜しけれ
(ハルノヨノ ユメバカリナル タマクラニ カイナクタタン ナコソオシケレ)

[ギミック] 掛詞:かひなく=甲斐無く(つまらなく)xかいな(腕) 

[通釈]
春の夜の夢のように儚い、戯れの手枕なぞの為に
不本意にも立ってしまうであろう浮き名が、私には惜しまれことでありますよ。

----- おまけ&キャチ的☆解釈 -----

「春の夜の夢」は「短い・儚い」ものを象徴しています。
ここでは「戯れの一夜の恋」とするのが良いでしょう。
「短い一夜の恋」でもいいんですが、ちと誤解を招きそうでしょ?←下衆ぃこと言ぅなっ!

「手枕」は「テマクラ」が転じて「タマクラ」と読みます。(現代も同様。)「腕枕」に同じ。
ここでは「男の腕を枕にして寝る」イコール「一夜を共にする」イコール...←下衆ぃこと言ぅなっ!

*** ↓このお歌の背景↓ ***

ある春の夜、二条院で人々が歌や物語などをして夜更かしをしていた時のことです。
眠くなった作者が仮寝をしようと「枕を...」と、こっそりと所望いたしました。

これを聞き付けた、大納言忠家が「これをどぅぞ♪」とご自分の腕を差し出したのです。
このような“からかい”にすかさず応酬したものが、この「春の夜~」でありまする。

はい。なんとも機知に富み、それでいて毅然たる対応...お見事!ですょね(^。^)

さてさて。これに対し忠家が、更に返歌を送っておられます。
【契りありて 春の夜深き 手枕を いかがかひなき 夢に為すべき】

ふふ。これまた「オっトコマエ~♡」でございますなぁ。
つか、はたから見たら「イチャついてんぢゃ無ぇゾ、こるぁっ!」ってカンジかのぅ?

・・・イト、スキズキシ。

(ノコリ6。『危険運転』ねぇ。・・・『逃亡』や『偽装工作』の罪を重くすりゃぁヨクネ?)

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http://www.karadakara.com/note/some/record/day/20070708_iqg3.html

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