もも。【catyanさんの健康管理カラダカラノート】

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08年01月08日(火)

もも。

< 滝。  | 君がためを。 >
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【其の九十八.】(No.100) 詠み人:順 徳 院

 ももしきや 古き軒ばの しのぶにも 
   なほあまりある 昔なりけり
(モモシキヤ フルキノキバノ シノブニモ ナオアマリアル ムカシナリケリ)

[ギミック] 掛詞:しのぶ=偲ぶxしのぶ草(植物の名) 

[通釈]
皇居の古い軒端に生えた「しのぶ草」に、過去を偲んでみても、
なお、偲び切れない程の、栄えある良き時代であったことだなぁ...。

----- おまけ&キャチ的☆解釈 -----

「ももしき」は「百敷き」。沢山の石を築いて造られた宮の意から「宮中・皇居」を示す。
(『ヒャクシキ』ぢゃ無ぇよ?)

既出の後鳥羽院⇒【其の九十八.】同様、その勢力共に衰えゆく朝廷の姿を嘆かれたお歌。
http://www.karadakara.com/note/some/record/day/20071231_iqg3.html
↑でも既述してありますが、小倉百人一首として編集される際に加えられた二首が
このNo.99,100の御両院でございます。親子の関係にあらせれます。

御子息の歌には、お父君ほどの激昂はもはやございません。
ですがむしろ、あきらめにも似たこのやわらかな調べが、かえって切なくて
侘しさを覚えずにはいられません。

鎌倉幕府成立の最中でもがき苦しんだ、第八十二代天皇・後鳥羽院。
移り行く時代を受け入れざるを得かった、第八十四代天皇・順徳院。
この父子の歌に見られる微妙な感情の違いは、実に感慨深いものがあります。

百人一首とは即ち、単なる歌集ではなく、平安の時代とその人々の
映し鏡でもある、のでゎなぃでしょうか。・・・・・・・大袈裟ですかネ?(>▽<;)


『諸行無常』... 『盛者必衰』...言わずと知れた平家物語冒頭の句。

これぞまさしく、平安貴族が肌で感じた概念なのでありましょう。

・・・イト、イトホシ。

(ノコリ2。健康第一。元気が有れば何でも出来る!!いくぞ~っ!!(^。^)/いーちっ!・・・)

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http://www.karadakara.com/note/some/record/day/20070708_iqg3.html

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