pippo7さん
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17年06月28日(水)
不条理。 |
< 果実。
| 癌検診の質。 >
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5年ぶりに偶然再会した友人は、癌を患っていた。 彼女は33歳、最後に会ったのは私の結婚式。 結婚してからなかなか会う機会も減って行き、偶然会った彼女に声をかけられ、その姿に愕然とした。 見てすぐにわかる、彼女は放射線治療中だ。 髪の毛もなく特有の帽子を被っている、まつ毛もない、眉毛もなかった。 もともと細身の彼女がますますやせ細っていて、久しぶりにあったからか笑顔なのに涙が流れていた。 公衆のど真ん中でハグをし、彼女を確かめた。 大きな瞳からは次々と大粒の涙が落ちる。 それで堰を切ったように経過を伝える彼女は、とても切ない。 毎年子宮頸癌の検診は受けていた。昨年、体に違和感を感じ、婦人科を受診。 レディースクリニックにかかるも子宮筋腫と診断され、しかしながら精密検査に限りがあるということで他の診療所を紹介される。 そちらの病院でも診断は子宮筋腫、それでピルを使い経過を見ると。 半年間治療するも症状は改善せず、大学病院を紹介され今年、3月にやっと癌の診断をされその時はすでにリンパ節の転移も見つかった。 救急の手術を余儀なくされ、2週間後に子宮、卵巣、足のリンパ節、腹部のリンパ節の摘出術を受ける。 そして今は放射線治療中と。今年の秋までそれは続くらしい。 なんだか切なすぎる。検診をサボった訳でもなく、2つも病院へ通った挙句、これ? 医者を信じずして、誰を信じたら良いの?大学病院の先生に彼女はこれまでの怒りを吐露した。 それに対し医師はとても正直に、「子宮体癌は閉経後の女性に多く、もし私でも貴方の年齢では疑わないかも知れなかった」と。 それを聞いて彼女は初めてその医師に対して信頼できたと言っている。良かったね、良い先生に会えて。 家族の心配を尋ねたら、なんと彼女の母も昨年の12月に大腸癌が見つかり、肝臓転移もあると。ここでも。。。 私は同僚の話を彼女にした。現在乳がん闘病中で、お祖父さんが胃がんだった同僚の話を。 なぜそんなに、1つの家庭に癌患者が二人もいるのか、その不条理さに。 神様って、本当にいるのかな。いるなら何故こんな困難をどうして背負わせるのかな。 小林麻央さんのこともあり、若い女性の癌について最近、本当に考えさせられる。辛い。
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