どんな効果があるの? 朝起きてすぐに飲む水 |
みなさんは、朝起きて、喉がカラカラに渇いてるなんて経験はありませんか?
人間は寝ている間に、コップ1杯程度(約200~300ml)の汗をかきます。 体内の水分が減ると、血液の粘り気が増し、ドロドロ血になります。 それを防ぐためにも、朝起きたら、コップ1杯の水を飲むようにしましょう。 |
【詳細】 どんな効果があるの? 朝起きてすぐに飲む水 |
■ 朝起きたとき、どうして喉が渇いているの? |
朝起きた時に喉がカラカラに乾いていること、ありますよね? 人間は寝ている間に、特に暑くなくても、コップ1杯程度(約200~300ml)の汗をかくと言われています。
また、起き抜けにはトイレにも行きますよね。そのため、朝一番は体が最も乾燥している状態にあります。 だから、朝起きると体が水分を欲していて喉が渇いているのです。 |
■ 体内の水分が減るとどうなるの? |
体内の水分が減る、つまりは体が脱水状態になっているわけです。 そうすると、血液も水分が減り、粘り気を増し、ドロドロになってきます。
このドロドロが、血栓となり、血栓ができると、動脈硬化の原因となります。 この動脈硬化が原因で起こる脳卒中や心筋梗塞などの怖い病気は、起きてから数時間内に
発生率が非常に高いのは、このためです。
朝起きてすぐに、たったコップ1杯の水を飲むことで、血液の流れがスムーズになり、 これらの血管障害を軽減することができるのです。 |
|
■ 他にはどんな効果があるの? |
血液の流れが悪いということは、臓器や脳の働きも鈍くなっています。起き抜けに水を飲むことで、胃腸の働きを抑制している交感神経を抑え、逆に胃腸を活発にしてくれる副交感神経を刺激し、胃腸を目覚めさせます。
それにより、腸のぜん動運動(食べ物を腸に送る動き)を促進させ、便意を起こしてくれるので、便秘解消にも効果的です。ということは、美容にもいいですよね。 朝ご飯は食欲がなくて…という人にもオススメ。胃をちゃんと起こしてくれるので、朝から食欲が湧いてきます。朝食は1日にとって非常に大切な食事なので、水を飲んで、しっかりと食べるようにしたいものです。 |
■ 効果的な飲み方は? |
やはり、ただの水道水よりは、ミネラルウォーターがいいでしょう。 また、冷たい水の方が胃腸をより目覚めさせてくれるため、便秘解消にはいいです。
ただ、夏場はいいですが、冬場に冷たい水を飲むのはちょっと…という場合は、 ミネラルウォーターを体温よりも少し高いくらいに温めて飲むといいでしょう。
沸騰させるとせっかくのミネラル分が減少してしまうので注意を。
また、一気に飲み干す方がいいような気がしますが、 実はゆっくりと飲む方が体への浸透はしやすくなるので、味わうようにゆっくりと飲む方がいいですよ。 時間の余裕があれば30分くらいかけて飲むといいですね。 また、朝だけでなく、夜寝る前や夜中に目が覚めた時でも、 水を飲むことは健康にとって非常に効果的です。寝る前に水を飲むと夜中にトイレが…などと思わず、 積極的に水を飲んでから寝るようにしましょう。寝ている間に目が覚めても、 枕元に水を置いておいて、すぐに水分補給ができるようにしておくことも大切な予防法です。 そして、1日に2リットルくらいの水を飲むように心がけましょう。 清涼飲料水など甘い飲み物を水に変えて、意識的に毎日水をたくさん飲むようにするだけで 血液もサラサラになりますよ! これだけで恐ろしい動脈硬化を予防できるのなら、安くてお手軽ですよね。 |