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アルコールが体から消えるまでの時間

昨日もお酒を飲みましたか?今日も飲みますか?
好きなんだから仕方がない。仕事だから仕方がない。その気持ち、わかりますよ。

でも、だからといって健康を無視してしまっていいわけではありませんよね。
できることなら、健康的にお酒を飲みたいですよね?

アルコールには、どんな作用があるのか。
どうしてアルコールは飲み過ぎると体に良くないのか。
また、どうすれば飲み過ぎたアルコールをチャラにできるのでしょうか。
まずは、肝臓健康度チェックをしてみましょう。あなたの肝臓は元気ですか?

【詳細】  アルコールが体から消えるまでの時間
■ アルコールが体内から抜けるとは?
 

お酒に含まれるアルコール。このアルコールが血液に溶け込んで肝臓に運ばれ、そこで酵素によって アルコールを「アセトアルデヒド」という物質に変化させます。このアセトアルデヒドは悪酔いや二日酔いの原因となる有害物質。 頭がガンガンしたり、顔が赤くなったり、吐き気がするのはこのせい。 やがて、このアセトアルデヒドも肝細胞の中にある酵素によって、無害なものへと分解され、最後に体の外へ出て行きます。

つまり、こうしてアルコールが完全に体外に排出されて初めて、 「体からアルコールが抜けた」と言える状態になるわけですが、それまでにかかかる時間、どれくらいかご存知ですか? 飲酒運転も厳しくなった今、お酒を飲むなら知っておきたい基礎知識ですね。

■ アルコールが体内から抜ける時間の目安は?

肝臓の処理能力には個人差があるので、一概には言えませんが、だいたい大人の男性で1時間に8gくらいのアルコールが消失します。 アルコールの含有量は、ビール大瓶1本で約22g。つまり、ビール大瓶1本飲むと、約3時間はアルコールは消失しないのです。

ちなみに、ビール大瓶1本を他のお酒に目安として置き換えると、
 ワインなら   4分の1(200ml)
 ウイスキーなら ダブル1杯(60ml)
 日本酒なら   1合(180ml)
 焼酎なら    0.6合(110ml)

日本酒を3合飲んだとしたら、9時間かかることになります。その間、肝臓は働きっぱなし…ということになるので、当然、肝臓への負担も非常に大きくなります。

お酒を飲むときは、できる限り夜12時までにすること。それ以降に飲むと、確実に翌朝までアルコールが体内に残ることになります。12時を過ぎたらお酒を控え、内臓への心配りをしてあげて下さいね。
まずは、肝臓健康度チェックをしてみましょう。あなたの肝臓は元気ですか?

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