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脂肪燃焼効果に期待! 1日3杯のコーヒー

コーヒーに含まれるカフェインには、脂肪分解酵素・リバーゼを活性化させ、
体内の脂肪燃焼を促進する効果があります。

脂肪燃焼効果を期待してコーヒーを飲む時の注意点を。
  1.できるかぎりブラックで 
  2.1日3杯まで
  3.運動前後に飲むとより効果的

寒くなってホットコーヒーに癒される季節がやってきました。
健康のことを考えながら、ホッと一杯いかがですか。

【詳細】  脂肪燃焼効果に期待! 1日3杯のコーヒー
■ コーヒーと脂肪燃焼の関係

コーヒーの原料はコーヒー豆ですよね。大豆やなた豆をはじめとする豆類は全般に体にいいことがたくさんあります。
コーヒー豆からできているコーヒーも例外ではありません。

その中でも最もメジャーで、今回注目したい成分が「カフェイン」。コーヒーに含まれるカフェインは、医薬としてダイエット補助剤に使われたり、他にもたくさんの効果があると言われています。

カフェインには、脂肪分解酵素であるリバーゼを活性化させる働きがあります。リパーゼが、体の中に貯蔵されている脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解し、脂肪酸を血液中に放出して、それをさらに筋肉に送り込みます。そしてそれがエネルギーとして消費されます。これが脂肪燃焼ですね。

つまり、カフェインによって体内の脂肪が分解されやすい状態になるのです。より効率よく脂肪を燃焼するためには、運動する前後に飲むといいでしょう。他にも、研究段階ではありますが、食事の前にコーヒーを飲むと、食欲が抑制されるという説もあるようです。

■ コーヒーは一日3杯まで!

カラダにいいからと言って何でも取りすぎてはいけません。「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということわざの通りです。

カフェインの摂取量の上限は1日に300~350mlと言われています。コーヒー1杯は、濃さにもよりますが、だいたい150ml前後のカフェインが含まれているので、1日3杯くらいまでにしましょう。

妊婦や、ガン、糖尿病などについての実験結果を見ると、どの実験でも、コーヒーを適量飲む人が、いちばん疾病率が低くなっています。この適量というのも1日に3杯程度です。適量に満たない場合も、それ以上飲んでも疾病率も上がります。

また、コーヒー自体はせっかくノンカロリーなので、できればブラックで。当然お砂糖を入れることでカロリーは高くなるのですが、それだけではなく、お砂糖を入れると、カフェインの働きが妨害されてしまうんです。

 
■ アメリカンコーヒーとエスプレッソ、カフェインの含有量が多いのは?

アメリカンコーヒーとエスプレッソ。どちらが、カフェインの含有量が多いのでしょうか。

コーヒーのカフェイン量は、豆を焙煎する時の温度によって変化します。焙煎の温度が高いと、昇華という現象が起きて、カフェインが結晶となって外に出てしまうので、深煎り豆の方がカフェインが少なくなります。

よって、一見エスプレッソは、カフェインの量が多い気がしますが、エスプレッソはしっかり深煎りのためカフェインの量は少なく、色が薄いアメリカンコーヒーの方は浅煎りのため、カフェインの量が多いんです。コーヒーの味の濃さとカフェイン量は同じではないんですね。

アメリカンコーヒーは、豆の持つカフェインが、ほぼ100%含まれますが、エスプレッソでは、それが70%くらいになります。エスプレッソの方が胃にも優しいので、エスプレッソであれば少しくらい多めに飲んでも問題ないでしょう。

一昔前は、コーヒーは体に悪いとか、胃が荒れるなどと言われていましたが、最近では、またその効果が見直されています。運動するならその前後に、運動できないなら、なおさら、コーヒーを健康のために飲んでみるというのもいいのではないでしょうか。みなさんも1日3杯、試してみませんか?

 

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