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やせるのは難しそう? 気になる太ももを引き締めよう!

太ももは「ひざを伸ばすときに使う筋肉」と「ひざを曲げるときに使う筋肉」の
大きく二つに分けられます。
伸ばすときは前の筋肉、曲げるときは後ろの筋肉を使います。

詳しいエクササイズ法は、以下のコラムを参考に。
基本的には鍛えたり引きしめたい筋肉を使う動きをしてみましょう。
曲げるか伸ばすかどちらかです。

仕事をしながら、テレビを見ながら、家事をしながら…日頃のちょっとした時間を
うまく活用して、いろいろな動きに挑戦してみましょう。

【詳細】   やせるのは難しそう? 気になる太ももを引き締めよう!
 
 去年は履けていたパンツが、太ももでつっかえて履けない…なんてショックな経験はありませんか?痩せようと思ってもなかなか痩せることのできない太もも。
  今回はこれから夏に向けて、気になる太ももの引き締め方をご紹介します。
 
■ 太ももの構造

太ももは「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」と「大腿二頭筋(だいたいにとうきん)」の二つの筋肉で構成されています。

大腿四頭筋はももの前側についている筋肉で、ひざを伸ばす働きがあります。大腿二頭筋は、足の後ろ側にある筋肉でひざを曲げるときに使う筋肉です。

太ももは二の腕やおなか周りと違って、触っても硬い感じがしますよね。だから太ももには脂肪がつきにくいとか、「これは脂肪じゃなくて筋肉なんだ…」と思ったり、言い聞かせたりしてみますが、日ごろからハードな運動をしているわけでないのなら、残念ながらそれは脂肪です。 脂肪は柔らかいものだけでなく、硬いものもあるのです。しかも、硬い脂肪は落ちにくいのが難点。特にひざの上がぶよんとしていたり、太ももが前にせり出している人は脂肪の可能性大です!!

では、落とすのが難しい太ももの脂肪を落としたり、太ももの筋肉を鍛えるためのエクササイズを紹介しますね。

■ 太もものエクササイズ

○いすに座ってできるエクササイズ

・太ももの内側に本を挟んで椅子に座りながら、本が落ちたりずれたりしないように、太ももの内側に力を入れます。これで、太ももの内側の筋肉を鍛えることができます。

・椅子に座ったまま片足をゆっくりと、ひざをピンと伸ばしながら持ち上げて10秒間静止。終われば逆の足を。これを交互に繰り返します。これはひざを伸ばすエクササイズなので、大腿四頭筋を鍛えることができます。

○立ったまま行うエクササイズ

・手すりなどにつかまって立ち、片方の足をゆっくりと横に開きながら上げます。もう片方も同様に行い、これを左右交互に繰り返します。上げた状態を数秒間キープできればさらに効果的。これは太ももの裏側の大腿二頭筋を鍛えることができます。

・両膝をつけてまっすぐ立ち、ひざをくっつけたまま、足のかかとがお尻につくくらいまでゆっくりと曲げていきます。これを左右交互に繰り返します。これは、ひざを曲げる運動なので、上記と同じく、大腿二頭筋を鍛えることができます。

・座って行うエクササイズと少し似ていますが、太ももの内側に柔らかいボールやクッションなどを挟んだ状態で背筋をピンと伸ばしたまま、屈伸運動をします。挟むのは雑誌や本などでもかまいません。これは、少ししんどいかと思いますが、ひざを曲げ伸ばしするので、太もも全体を引きしめる効果があります。

○横になって行うエクササイズ

・仰向けに寝転んで、片方ずつ足をゆっくり40度くらいの高さまで上げたり下げたりを繰り返します。ひざを曲げずに、つま先から太ももまでまっすぐに伸ばした状態で行うのがポイント。これも左右交互に繰り返します。この動きで、大腿四頭筋が鍛えられます。


硬い筋肉は、ゆっくりもんだりしながらマッサージをしてあげると、柔らかくなりエクササイズの効果も出やすくなりますよ。

こうして見ていると、簡単にできる運動ばかりです(でも結構効きます!)。仕事をしながら、パソコンに向かいながら、テレビを見ながら、家事をしながら、ちょっとの時間を活用して試してみてはいかがでしょうか。日々の心がけと積み重ねが結果につながりますよ!

 

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