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睡眠だって量より質が大事! 毎朝同じ時間に起きよう!

睡眠で重要なのは、実は睡眠時間ではなく睡眠の質。
長時間寝たからといって、スッキリしないのは、熟睡できていないからなんです。

睡眠の質を改善するためには、毎朝同じ時間に起きることが重要。
眠る時間が不規則でも毎朝同じ時間に起きていれば、睡眠の質は向上します。
何時に寝ようが、少々睡眠時間が短くなろうが、起きる時間を一定に保つことが
良質な睡眠を得て、睡眠障害を解消できる大切なポイント。

【詳細】   睡眠だって量より質が大事! 毎朝同じ時間に起きよう!
 
今年は暖冬だと言われていますが、それでも冬の朝起きるのはツライもの。日ごろ不規則な生活を送っている方は、ただでさえツライ朝がなおさらツライく感じてしまうと思います。
睡眠障害の改善で重要なのは、睡眠の時間を長く取るよりも質そのものを上げること。
今回は、そんな睡眠における規則正しいリズムの作り方について取り上げてみたいと思います。
 
■ 睡眠障害とは…?
不規則な生活を送っているみなさんは、「自分が睡眠障害ではないか…?」と思っていませんか。睡眠時間が短い、規則正しいリズムで生活できない、夜なかなか寝付けない、朝起きられないなど、何かしらの「睡眠障害」を感じているのではないかと思います。最近、5人に1人は睡眠障害で悩んでいるとの報告があるほど、睡眠障害は私たちにとって深刻な問題へと発展してきています。

睡眠障害にはいくつかの種類があるのですが、重要なことは、睡眠障害を解消するのには、睡眠時間の長さはあまり問題ではないという点です。重要なのは量(睡眠時間)より質(熟睡度)。睡眠時間が短くても、質の良い睡眠を取れていれば問題はありません。だから「睡眠時間が4時間でも平気!」という人もいれば、「8時間寝ても昼間眠たくなる…」という人もいるのは、個人差があるのももちろんですが、睡眠の質の差が原因。逆に言うと睡眠の質を上げれば、睡眠時間が少々短くなっても大丈夫なんです。では、睡眠の質をよくするためには、どうすればよいのでしょうか。

■ 睡眠の質を上げるには?
 
睡眠の質を上げることは、一定の睡眠時間をとることではありません。休日にまとめて日頃の睡眠不足を解消しようと寝続けると逆にそれが睡眠障害を悪化させる原因になったりもします。

ここでのポイントは起床時間。

どうも睡眠に不安をもつ人は、早く床に着こうとしたり、同じ時間に眠ろうということを意識しがちですが、実は意識しなければならないポイントはそこではありません。起きる時間にこそ、解決の糸口があったのです。意識の持ち方を間違えて、無理に早く眠ろうとすると、逆に緊張して寝付けなくなる入眠障害が起きる場合もあるのです。

例えば「明日は早朝からゴルフ!」なんて日は、いつもより早く眠ろうとしますが、なかなか眠りにつけなかったりしますよね。それは、体内時計が「早寝早起き」ではなく、「早起き早寝」だからなんです。過去のコラムでも取り上げたように、眠くなる時間は朝の光のタイミングで決まります。朝、光をいっぱい浴びて「起きた」ことをカラダが感じてから、およそ15時間後にカラダは休息する体勢に向かいます。カラダが休息体勢になれば、自然と安らかな眠りにつくことができ、睡眠の質を上げることができるのです。だからこそ、毎日同じ時間に「起きる」ことに意識を持っていくことが重要です。何時に寝ようと、朝起きる時間を一定にしておけば、眠りの質は良好に保たれます。たとえ睡眠時間が短くなったとしても、起きる時間を一定に保つ方が、睡眠の質は良くなり、熟睡度は向上します。これが睡眠障害を解消するひとつのヒケツでもあるのです。

長時間睡眠をとっても、朝スッキリと起きることができない人は、思い切って、睡眠時間を減らして、毎朝同じ時間に起きることを心がけてみましょう。そうすることで、夜の熟睡度を上げることができるはずです。慣れるまではつらいかもしれませんが、そのうち、その生活にも慣れて、ぐっすり眠ることができるようになるはずです。くれぐれも、休みの日に、寝取り戻しをして、せっかくなれた生活リズムを崩さないようにしてくださいね。

 
■ 熟睡快眠度をチェックしてみましょう!
自分の睡眠の質が良いのか悪いのか?一般的にどのくらいのレベルなのか?気になる人はぜひ「熟睡快眠度チェック」をしてみてください。ここでは満足いく睡眠をちゃんと取ることができているのか、睡眠障害はないかを簡単にセルフチェックすることができます。また診断結果は全国ランキングや年代別、男女別などのランキング表示がされますので、自分がどのレベルの睡眠障害かを知ることができますよ。

 

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