疲労回復に効果があるけど、太りやすい 炭水化物 |
疲労が起こる一番多い原因はエネルギー代謝の異常。 睡眠前に炭水化物を摂ると、翌朝にはスッキリ疲労回復できます。 |
【詳細】 疲労回復に効果があるけど、太りやすい 炭水化物 |
外食が続いていて、栄養がきちんと摂れてない上に疲労を感じているみなさん。もっとも早く疲労を回復させる栄養素が実はあるんです。ただし、それには少しのリスクが…。今回は、そんな疲労を回復させる栄養素、炭水化物に注目してみたいと思います。 |
■ 疲労が溜まるメカニズム |
疲労と一言で言っても、その原因はいくつかのものが挙げられます。病気以外であれば、だいたい大きく3つに分けることができるのですが、体内ではどのようなことが起こって、疲労を感じるようになるのでしょうか。
これが、第一の、疲労の原因です。 これが、疲労の2つ目の原因です。 これが、疲労を引き起こす3つ目の原因です。 |
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■ 疲労回復には炭水化物を! |
炭水化物(糖質)は、消化吸収がよいため、疲労回復に効果があります。体内に取り込まれた炭水化物は、消化酵素によって、単糖類へ分解された後に、小腸から吸収されます。吸収された単糖類は、血液と一緒に肝臓や筋肉の内部へ取り込まれ、グリコーゲンとして蓄えられたり、アミノ酸を合成したりしながら、脳をはじめとした全身へ運ばれていきます。逆に言うと、身体を動かしたり、脳の思考力の源となるエネルギーは、炭水化物、つまり糖質だけなんです。炭水化物を摂ることによって、身体や脳はエネルギーを得て、活発に活動することができるようになるのです。 また、睡眠中は、エネルギーの代謝量も少ないため、炭水化物を摂った後に寝ると、その間に疲労は改善され、翌朝スッキリと目覚めることができます。 しかし、ここには大きな落とし穴が…。いったいどんな問題があるのでしょうか? |
■ 炭水化物は高カロリー |
本来、炭水化物は、睡眠前3時間くらいまでに摂っておかなければならないものです。それは、主食になりうるものが多く、カロリーが高いため、睡眠中にエネルギーとして代謝されなければ、そのまま体内に蓄積され、肥満の原因となってしまうからなのです。 このように、炭水化物は、両刃の剣です。疲れて家に帰ったとき、あなたは、炭水化物や糖質を摂って、翌朝スッキリと目覚めることを選びますか?それとも、肥満を恐れて、翌朝まで疲労を持ち越しますか? これは、一概にどちらがよいとはいえないものですし、基本的には、寝る前に炭水化物や糖質を摂るのはオススメはできません。しかし、どうしても疲労が溜まっていて、すばやく回復したいときには、睡眠前に炭水化物や糖質を摂って、翌朝スッキリと目覚めることを選んでもよいのではないでしょうか?何事もその時の自分の体調や状況に合わせて、ケースバイケースで摂るべき栄養素を選べるようになれればいいですね。 |