HOME  >  カラダカラ辞典  >  カラダカラコラム  >  その他のコラム一覧  >  栄養素バッチリ! 豆乳ダイエットの効果

栄養素バッチリ! 豆乳ダイエットの効果

今、流行りの「豆乳」。大豆から生まれた豆乳は飲んだり食事に入れたりと 摂取も簡単になり、 健康にとても良い食品として非常に注目を浴びています。 そんな豆乳は、もちろんダイエットにも効果大なんですよ!

豆乳に含まれる大豆独特の栄養成分には、基礎代謝を高めてくれるもの、 食欲を抑制してくれるもの、体脂肪の燃焼を促進してくれるものなど、 ダイエットに最適な成分がたっぷりと含まれているのです!

この頃の豆乳は改良が進み、味もおいしく、飲みやすくなっています。
みなさんも一度試してみてはいかがですか?

【詳細】   栄養素バッチリ! 豆乳ダイエットの効果
■ 豆乳って何?

豆乳とは、ゆでた大豆をすりつぶして絞った白い乳状の液体のことです。 この豆乳ににがりなどの凝固剤を加えると、皆さんご存知の豆腐が出来上がるわけです。 豆乳は大豆の栄養や機能を簡単に効果的に摂取できる健康食品として、 以前から知られてはいたのですが、豆腐用の豆乳をそのまま飲もうとすると 「豆臭さ」や「渋み」があるために、なかなか飲料として普及しませんでした。 しかし、その難点の軽減するための加工技術や無菌包装技術が発達し、 手軽に飲みやすくなりました。

そして最近では、豆乳に含まれる大豆イソフラボンやサポニンに美肌効果があることが認められ、 豆乳成分が配合されている化粧品が続々と登場したことにより、飲んで食べるだけでなく、 肌につけても効果があることから新たなブームが起こりました。

また、豆乳には3種類あり、「無調整豆乳」は、大豆を絞ったままの濃度の高い豆乳。 「調整豆乳」とは、糖類などを加えて飲みやすくしてあり、濃度は少し低めのもの。 そして「豆乳飲料」は果汁などを加えたもので、濃度は無調整の半分程度のものと だいたい3つに分けることができます。

 
■ 豆乳はなぜカラダにいいの?
大豆には4大成分と言われる大豆タンパク、大豆イソフラボン、サポニン、 レシチンをはじめ、オリゴ糖、ビタミンE、カルシウムなどのたくさんの栄養成分が含まれています。 特に注目を集めている大豆イソフラボンには、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きがあるため、 生理不順の改善、更年期障害、乳がん、骨粗しょう症の予防など女性ホルモンが関連する諸症状にも 効果があると言われています。 また、コラーゲンやヒアルロン酸の合成を促したり、角質の水分を増やすことで 保湿力を増加させる作用もあるそうです。

この大豆イソフラボンは、ダイエット時のホルモンバランスと調和し、 大豆タンパクとともに、コレステロール低下や肥満防止を高める効果もあると言われています。 他にも、大豆は良質のタンパク質や、リン脂質、ビタミンや亜鉛や銅が豊富で、 ミネラル類もバランスよく含まれています。

しかし大豆そのものは、そのまま摂取すると消化も悪く、 栄養分を効率よく吸収することができないのです。 そこで、登場するのが「豆乳」です。 豆乳は大豆のタンパク質を消化しやすいよう加工した大豆製品の中でも、 特に吸収率が高いと言われています。

■ どうしてダイエット効果があるの?
さて、では豆乳に含まれている栄養素に、どんなダイエット効果があるのでしょう?
 
▼大豆イソフラボン
満腹中枢を刺激して食欲を抑え、食べすぎを防止する。
 
▼大豆ペプチド
大豆ペプチドが、基礎代謝を高めるため、運動しなくても脂肪を燃焼することができる。
 
▼大豆サポニン
腸内の絨毛を縮小させ、余分な栄養の吸収を抑えることで、余分な脂肪や糖質を吸収しにくくする。脂質の代謝を促進し肥満を予防する。
 
▼大豆タンパク
食事でとった余分な脂質やコレステロールを大豆タンパクが吸着して排出することでコレステロールや中性脂肪値を下げるはたらきや、体脂肪の燃焼を促進し、体脂肪の蓄積を抑える効果がある。
 
▼オリゴ糖
腸内で細菌のビフィズス菌や乳酸菌の栄養源となる。便通もよくなり、美肌、ダイエット効果が期待できます。
 
■ 効果的な摂取方法は?
豆乳に含まれる大豆ペプチドには、エネルギー代謝を高めるはたらきがあり、大豆サポニンが余分な脂肪を摂り過ぎないよう制限するはたらきを持っているので、食事の30分ほど前に摂取するのが効果的だと言われています。
 

人気コラムランキングその他のコラム