ビタミンC

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編集履歴: モーリスルブランさん (2007.04.27)
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ビタミンC

ビタミンCビタミンCとは、ビタミンCの効能、ビタミンCの効果、ビタミンCの栄養

キーワード ビタミンCの商品を選ぶ時は、まず含有量と原材料、その他に含まれている栄養素などに注目してみましょう。また長期にわたって飲み続けられるように、自分に合った形状を選ぶといいでしょう。
また、ビタミンCは国が定めた一定量の栄養成分が含まれているものには「栄養機能食品」として表示されています。

含有量におけるポイント

厚生労働省が定めた1日のビタミンC摂取量は100mgですが、これは生命に関わる最低量だと考えましょう。少なくとも1日500mg、ビタミンCの効果を期待するのであれば、1日1000mgを摂るのが望ましいと言えます。特に[]煙草を吸う人はビタミンCが損なわれやすいので、1000~2000mgは摂るようにしましょう。
ビタミンCは摂取後、1~2時間で尿として排泄されるため、1度に大量に摂るのではなく、1日複数回に分けて摂取するのが効果的です。1日3000mgくらいまでの量であれば、摂りすぎてもまったく心配はありません。
また、と一緒に摂取すれば、の吸収率が高まります。ビタミンEと一緒に摂取すれば、相乗効果でより高い抗酸化作用を得ることができます。
原材料におけるポイント
■ビタミンCの原材料種類 無精製食品 天然の食品をそのまま使っているもの
抽出 天然の食品からビタミンCだけを抽出したもの
合成 精製されたビタミンC成分を合成したもの
ビタミンCの成分だけで比べるなら、天然も合成もさほど違いはありません。
ただ、天然で無精製のものは食品をそのまま濃縮してあるため、ビタミンCだけでなく、その他に含まれる栄養素をバランス良く摂取することができます。また、植物酵素ファイトケミカル(植物栄養素)なども一緒に摂ることができます。
一方、天然食品から精製された抽出成分は合成のものとほとんど効果は変わりません。合成ものは大量生産ができるため安価なので、抽出と合成なら含有量が多く安い方を選べばいいでしょう。

サプリメントには必ずと言っていいほど添加物が含まれています。それは錠剤やカプセルなどの形状に変えるために必要なもので、原則的には体に安全なものだけが使用されています。逆に原材料にそれらの表示が何もない場合は、信頼性に欠けると言えるでしょう。
また、着色料や甘味料、香料などが含まれているものもあります。これらが気になる人は、そういったものを使用していないサプリメントを選ぶといいでしょう。
■よく使用されている添加物 添加物命 添加物の効果 使用例
結合剤 粉末状の材料をまとめるもの セルロース、レシチンなど
滑剤 形状を整える鋳型から取り出しやすくするもの 脂肪酸、炭酸マグネシウムなど
光沢剤 表面をコーディングして湿気や酸化を防ぐもの 天然樹脂など
形状におけるポイント
ビタミンC商品には錠剤、カプセル、顆粒、粉末、ドリンク剤などの形状があります。最も多いのが錠剤でしょう。
それぞれ形状によって最終的な効果はあまり変わりませんが、効果があらわれる時間に違いがあります。即効性を期待するならドリンクや液体のものがいいでしょう。効果の早い順に言えばドリンク・液体→顆粒・粉末→カプセル→錠剤という順になります。今すぐに、ということでなければ、どれを選んでもさほど差はありません。
ただ錠剤やカプセルを選ぶ時は1粒の大きさや1回に摂取する目安量に注意しましょう。あまり大きすぎたり多すぎたりすると飲みづらく、続かない原因になってしまいます。