検索キーワード: 「過食」 「摂食障害」 「精神」 「診断」 「基準」
1. 回答者 れへばじ さん ( 専門家 ) |
回答日2007/02/07 01:41 ![]() |
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質問して下さった方の場合ですと、過食症、またはその他の摂食障害にあてはまる可能性がありますので、一度受診なさることをおすすめ致します。過食症などの摂食障害は、精神的な病気の一つになります。ですから、より詳細な内容に関しては、精神科のドクターにお問い合わせなさるといいと思います。
ここから、過食症の診断基準について、少し説明させていただきたいと思います。ここでは、DSM−という、世界各地で使われているアメリカにおける精神医学マニュアルに基く私なりの解釈を述べさせていただきます。 ・間食を摂りすぎ、その衝動を抑制できない。 ・間食を摂りすぎる自分を嫌悪している。 この二つは、DSM−における過食症の診断基準にあてはまっていると考えられます。さらに、 ・体重や体形を過剰に気にしている。 ・体重増加を防ぐために、何らかの代償行為(自分の意思による嘔吐、下剤や利尿剤の大量服用、過度の運動や絶食など)を行っている。 この二つに思い当たる点がおありでしたら、過食症と診断される可能性はより高くなります。質問して下さった方の場合、3食きちんと食べることができないという点が、体重増加を防ぐための代償行為とも考えられます。よろしければ、ご参考になさって下さい。あるいは、「過食症」「DSM−」「診断基準」というキーワードを用いてネットで検索なさってみてもいいと思います。 次に、治療について説明させていただきたいと思います。治療について最も大切なことは、周囲の方々の理解と協力です。心の傷が治りにくいように、精神的な病気も回復までに時間がかかります。ですから、質問して下さった方も、その周囲の方々も、あせらずにゆっくりと治療に取り組む必要があります。例えば、「好物だけは食べられるようになった」「午前中だけは間食の量が減った」といった具合に、少しずつでもよくなってきていることを周囲の方々と認め合い、共に歩んでいくことができるような関係をつくりあげることが重要です。摂食障害は、一進一退を繰り返しながら、徐々によくなっていきます。ですから、ことあるごとに一喜一憂せず、温かく、そして気長に見守るような気持ちで治療にのぞむ姿勢が重要です。 場合によっては薬(抗うつ剤など)が出されることもあります。その場合、自己判断で薬の量や飲み方を変更なさらないようにお願い申し上げます。どうしても飲めない場合は、正直にドクターと話し合い、薬の変更などもご検討なさってはいかがでしょうか。 最後になりましたが、質問して下さった方が、一刻も早く健康な心身を取り戻すことができるよう、お祈り申し上げます。 |
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