今年こそ「花粉症対策!」で「花粉症」に打ち勝とう!
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街でもちらほらマスクで予防されている方が増えてきました。今年も花粉症の方には嫌な季節がやってきましたね。
「今は大丈夫!」と思っている、あなた!
突然、「花粉症」に悩ませられる時がくるかもしれません。
そうならないために、「花粉症」について知っておきましょう!
花粉症とは?!
花粉症はアレルギー反応によって起こります。花粉症とは花粉(アレルゲン)によるアレルギーのことで、
症状は主に目と鼻に現われます。花粉を異物として認識し、花粉に対する抗体が高くなり、アレルギー症状が現われるのです。
現在、日本の人口の13%に花粉症がみられるそうです。毎年、樹木や草花の花粉が舞う季節に繰り返して起こります。
目のアレルギーは結膜花粉症で、急性アレルギー性結膜炎とも呼ばれているのですよ。
どんな症状がでるの?!
植物の花粉が、鼻や目などの粘膜に接触することによって引き起こされ、”くしゃみ”、”鼻水”、”鼻詰まり”、”目のかゆみ”などの症状が現れます。
花粉をくしゃみで吹き飛ばし、鼻水で洗い流し、鼻づまりで侵入を防ぐ、という人の花粉に対する防御反応だそうです。。
目のまわりがかゆくなり、充血や涙目になったり、まぶたが腫れたりという症状もあります。
この場合も、痒くなることで目をこするようにして花粉を取る、涙で流す、腫れることで花粉の侵入を防ぐという防御反応なんです。
でもここでかゆいのでこすったり、かいたりするとさらに悪化し、結膜や角膜を傷つけ、目がゴロゴロしたり、
かすんだり、まぶしく感じたり、痛みが出たりします。
時に全身症状として、胃腸にもさまざまな症状が現われ、微熱、頭痛、倦怠感(だるくなる)や発熱が出る場合もあるのです。
たかが「花粉症」とはあなどれないですね。
では、「花粉症」になってしまったらどうすれば治るの?!
”目がかゆい”、”まぶたがはれる”、”目が赤い”などの症状が出たら、まずは、医師の診察を受けましょう。
「花粉症」と診断されたら、原因となるアレルゲンを正確に把握するためいくつかの検査を受けることになります。
●スクラッチテスト
アレルゲンのエキスを腕の皮膚の上に1滴たらして針で引っかきます。アレルギーの反応があれば、ぼうしん・皮膚が盛り上がるはれやほっせき・皮膚が赤くはれるのを見ます。
●皮内テスト
アレルゲンと疑われる花粉などのエキスを直接皮内に注射します。そして現われるぼうしん・皮膚が盛り上がるはれやほっせき・皮膚を測って、アレルゲンを確定します。
抗アレルギー薬を点眼や点鼻で投与します。対症療法に用いる薬剤としては、抗ヒスタミン薬がもっとも一般的です。
でもこれは眠くなるのが問題でしたが、最近は改善されてきています。
花粉症の発症が予想される時期よりも2週間以上前に投与を始めるのが効果的とされています。
効果が現れるまでに2週間くらいかかる為、もうすぐ「花粉症」の季節だと思ったらいつも「花粉症」に悩まされる方は、先に対策をしておかないとかないといけません。
また、抗アレルギー薬のヒスタミンH1拮抗薬とメディエーター遊離抑制薬、副腎皮質ステロイド薬などがあります。
これらを医師の指示に従って点眼または内服します。これも投与後2週間くらいで効果が現れるのです。
とにかく「早めに動く」ことが大切です。常に意識をしておかないといけませんね。
眼科に行ったら「花粉症」を遠ざける生活上の注意点 ~6か条~
1 外出はなるべく避けましょう !
2 外出時には必ずマスク、眼鏡、帽子、マフラーを着用して花粉を遠ざけましょう。
3 花粉を家の中に入れないように窓をちゃんと閉めているかチェックしましょう。
4 ファストフードや加工食品の摂りすぎに注意し、バランスのとれた食生活にしましょう。
5 たばこやお酒、刺激性の強い香辛料などの摂取は控えましょう。
6 運動をしたり、ストレスをなくすよう心がけましょう。
なっている方も、まだなられていない方も「花粉症」には気をつけましょう!
打倒!「花粉症」!!