料理・レシピ/調味料・香辛料を健康に使う『カラダに良い油・良くない油』 脂肪はカラダの味方?外食でつい気になってしまう油の摂りすぎ。 脂肪分の摂り過ぎは、肥満や生活習慣病の原因になるのでよくありませんが、 脂肪は三大栄養素の一つでもあるので、カラダに必要な栄養素でもあります。 動物性脂肪の飽和脂肪酸は摂り過ぎると動脈硬化の原因になりますが、 植物油や魚油に含まれる不飽和脂肪酸の中には、動脈硬化を予防してくれる働きも。 だからと言って、偏った油ばかり摂るのではなく、油もバランスが大事。 肉と魚を毎日交互に食べるようにすれば、バランスよく油を摂ることができます。 メニュー選びの参考にしてみてくださいね。 『マヨネーズの真相』 コレステロールを上げる?下げる?調味料の中でも、存在感もあり、使い方も豊富なマヨネーズ。 マイマヨネーズを持ち歩く人や、マヨラーという言葉ができたことからも、 万能だけでなく人気のある調味料でもあります。 しかしマヨネーズの主な原材料が卵、油、酢、塩であるため、 動脈硬化など生活習慣病が気になる人には敬遠されてきました。 でも実は、適量のマヨネーズを継続して食べても、コレステロール値は上がりません。 むしろ、コレステロール値を下げる効果もあるとか・・・。 高カロリーなことも、コレステロールが含まれていることも事実なので、 食べ過ぎはもちろんよくありませんが、 大さじ1杯程度のマヨネーズは、毎日食べても大丈夫です。 1日1個の卵を取れない人は、マヨネーズだけでも摂るようにした方がいいかもしれませんね。 『生モノと一緒にショウガを摂ろう』 牛丼には生姜を!カラダに良いとは聞くけれど、栄養面の話はあまり聞かないショウガ。 確かにショウガに栄養面で強調できる特徴はありませんが、 独特の辛味と200種類以上の香り成分に薬効があります。 ショウガの主な効果といえば、健胃、解毒、消臭、保温、消炎など。 牛丼と一緒にショウガを食べることで、牛肉のニオイも減りますし、 そこにあるタマネギはビタミンB1の吸収を助けてくれます。 食欲がないときも、とりあえずは食欲を増進させてくれる上に、 ショウガの健胃作用が消化を助けるので、胃にもたれることもありません。 牛丼と紅ショウガは、単なる味を変えるための薬味ではなかったのです。 『日本の調味料 しょうゆ』 花粉症にも効果あり?!日本の代表的な調味料と言えばしょうゆ。 日本農林規格(JAS)によって、濃口、薄口、溜まり、再仕込み、白の5つに 分類されていて、用途によって使い分けられています。 効果としては、消臭、殺菌、加熱することによって色や香りを強める、 味を引き立てたり、強すぎる味を抑えることもあります。 さらに最近では、免疫力を高めて花粉症などのアレルギー疾患を和らげる効果も 発見されました。 塩分が多いので摂りすぎには注意が必要ですが、1日あたり大さじ6杯を 継続して摂り続けると、その効果があるそうです。 しょうゆについて見落としがちなのは保存期間です。 おいしく味わえるのは開封後1ヶ月程度。 できるだけおいしく味わえるうちに使い切るようにしましょう。 |