検索キーワード: 「延命措置」 「倫理」 「老人」 「余生」 「病院」 「延命」
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回答日 2006/11/29 12:38 ![]() |
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十数年前、私も祖母を看取りました。
末期ガンで苦しんだ後、ついには意識を失い、人工呼吸器で息をし、血圧を上げる薬で血圧を維持し、ただ「生かされている」だけの状態で数日を過ごしました。 人工呼吸器から息が漏れ、息をするたびに空気が気道を通る音がし、それが叫び声のように聞こえ、なおいっそう傍にいるのがつらくなりました。 3日目、血圧を上げる薬を投与する際、家族は無言で投与を断りました。 その薬を入れなければ祖母は死んでしまうことがわかっていても、これ以上、こんなに苦しそうな祖母を見ているのは耐え難かったのです。 投与を断ってから1時間後、祖母はそのまま死んでしまいました。 そのとき母が「本当に死んでしまったの?あのままでもいいから生きていて欲しかった」と泣き叫びました。 薬の投与を断ったのは父と私と姉です。母ではありませんでした。 私にとっても大好きなおばあちゃんでしたが、母にとっては、かけがえのない自分の母親です。その愛情には雲泥の差があったでしょう。 その母にとっては、そういう状態でも、延命措置をしてでも、生きていて欲しかったと思ったんだと思います。 私は今でも私たちの判断で延命措置を断ったことを後悔しています。 とても難しい判断ですが、実際、その場に直面してみないと、どう思うかはわかりません。机上の空論では解決し得ない問題だと思います。 |
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5. 回答者 no name ( 経験者 ) |
回答日2006/12/02 01:26 ![]() |
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こんばんは、祖母を看取ったモノです(NNを京子としておきます)。
義母を亡くされたno nameさん、コメントありがとうございます。 結局、本人の意識がなくなった後、延命措置をするかしないかは本人の意志ではなく遺族の意志なんだと私は思っています。 その人が死んでしまった後に残される人は、どんなに悲しくても、強く生きていかなければなりません。逝く人は、残していく人に、自分の死で悔いを残して欲しくないはずです。悲しみを乗り越える強さを持って欲しいはずです。 だから「やっぱりこうしてやれば良かった」みたいな後悔を遺族がしないでいいように、ちゃんと納得した上で決断すること自体が大事であって、決断の内容そのものはどっちでもいいことなんだと思うんです。 きっと本人の意志もそこには関係なくて、ただ「本人がそう希望していたから希望通りにしてあげたい」と納得できる判断ができることが大事。 または、例えば「今ここで延命措置をやめてしまったら、自分は一生そのことを悔いるかも知れない」と思って最後まで施術をやり続けよう、と判断できることが大事だと思うんですよね。 残される家族が愛するように、本人も同じように家族を愛しているものです。そのことさえ忘れていなければ、結局はよく考えた上で出した結論が、その家族にとって、みんなが満足できる最善策なんだと思います。 |
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4. 回答者 no name ( 一般人 ) |
回答日2006/11/30 19:30 ![]() |
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私は長年、老人介護施設で働いておりますが、あまり延命措置を希望されるご家族さんはいないです。
皆さん老衰が多いですので、安らかに逝かれることが多いように思います。 病院では基本そうはいかないでしょうが、助かる見込みが無かったり、ご老齢ならば無理な延命よりも、安らかに余生を送る方が大切かと個人的には考えています。 |
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3. 回答者 no name ( 経験者 ) |
回答日2006/11/30 10:01 ![]() |
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お婆様の事、お気持ちお察しします。重く難しいテーマです。
お母様も自分では判断できなかったのではないでしょうか。 私は義母の介護をしていましたが、突然、脳幹出血で倒れて入院しました。義母は、生前から延命処置には反対の考えを持っていました。『薬や機械で寿命が延びて生きていても家族に迷惑をかけるだけで、幸せじゃあないもの。』と口癖の様に言っていました。確かに、そう思います。でも、医者から、その場で判断を迫られた時には、夫と二人でもの凄く躊躇しました。「本当にそれでいいのか?」と。義弟へ電話をする時間を頂いて相談し、義弟が駆けつける時間も頂いて、兄弟が揃ったところで、延命処置を断りました。夫が「どう考えてもあのまま生きていても幸せじゃあなかった。延命処置は体や脳が衰弱死するのを待っていなければならなかったのだから。」その言葉で救われた気がします。延命処置を始めたら、現実に入院費もそうとな費用で自分達の都合で止められません。やはり、最後は感情面です。家族で日頃きちんと話をしておくと良いのだと思います。私達家族は義母を見習って延命処置をしない、と決めています。尊厳死の会に入会しておくと、医者も納得するそうです。入会しようと思っています。後悔をすれば限りなく後悔が続くので、後悔をしない様に考えています。どうか、ご自分を責めない様にしてくださいね。 |
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2. 回答者 no name ( 経験者 ) |
回答日2006/11/29 12:38 ![]() |
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十数年前、私も祖母を看取りました。
末期ガンで苦しんだ後、ついには意識を失い、人工呼吸器で息をし、血圧を上げる薬で血圧を維持し、ただ「生かされている」だけの状態で数日を過ごしました。 人工呼吸器から息が漏れ、息をするたびに空気が気道を通る音がし、それが叫び声のように聞こえ、なおいっそう傍にいるのがつらくなりました。 3日目、血圧を上げる薬を投与する際、家族は無言で投与を断りました。 その薬を入れなければ祖母は死んでしまうことがわかっていても、これ以上、こんなに苦しそうな祖母を見ているのは耐え難かったのです。 投与を断ってから1時間後、祖母はそのまま死んでしまいました。 そのとき母が「本当に死んでしまったの?あのままでもいいから生きていて欲しかった」と泣き叫びました。 薬の投与を断ったのは父と私と姉です。母ではありませんでした。 私にとっても大好きなおばあちゃんでしたが、母にとっては、かけがえのない自分の母親です。その愛情には雲泥の差があったでしょう。 その母にとっては、そういう状態でも、延命措置をしてでも、生きていて欲しかったと思ったんだと思います。 私は今でも私たちの判断で延命措置を断ったことを後悔しています。 とても難しい判断ですが、実際、その場に直面してみないと、どう思うかはわかりません。机上の空論では解決し得ない問題だと思います。 |
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1. 回答者 ぬこぬこ さん ( 一般人 ) |
回答日2006/11/29 12:00 ![]() |
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確かに難しい問題だと思います。
持ち直す可能性が少しでもあるのならばできるだけのことはしてあげたいとは 思いますが、意識も無い苦しいだけの時間をただ延ばすだけ、というのであればむしろあまり良くないのかな、とも思います。 母は看護士で何度もそういった場面に立ち会うことがあったようですが、 「自分の時は無駄な延命処置はいらない!」って言っています。 つらいだけでかえってかわいそう、と思ったようです。 まだそんな歳でもないのでだいぶ先の話でしょうが、その時には本人の意思を尊重したいと思っています。 |
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