ドラッカーの実践経営哲学/望月護【ォカノさんの健康管理カラダカラノート】

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10年11月22日(月)

ドラッカーの実践経営哲学/望月護

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努力すれば報われるしくみをつくって、多勢の人間をやる気にさせることが会社を大きくし、長く続く強い体質を築くのである。
会社が長く存続する、つまり利益を増やし続けていくためには、株主とトップ経営陣と、社員の目的を一致させて、カネだけでなく共存共栄のしくみを作ることが必要である。「企業理念」と「志」を一致させることが出来れば矛盾が起こらない。
お客が喜ぶサービスとは、売り手にとって「不便で手間がかかって面倒なこと」である。
投入した以上の価値を生む製品やサービスを産出することは企業の社会的責任である。
起業家として成功する者は、単なる素材を資源に変える。あるいは新しいビジョンのもとに、既存の資源を組み合わせる。
企業の目的は顧客を創造することである。したがって企業は二つの、そして二つだけの基本的な機能を持つ。マーケティングと革新(イノベーション)である。マーケティングと革新だけが成果を生む。その他の職能はすべて、費用であるにすぎない。マーケティングは「お客の立場に立って買ってもらうことを考える」活動である。
最高のお客とは、売上の多いお客のことでもなく、手間のかからないお客のことでもない。ビジネス(商売)のヒントをくれるお客のことである。
儲からなくなった時にはお客の信頼をかちとることを最優先して、まずコストも生産性も回転率もいったん無視して、「会社全体をお客第一につくりかえる」ことが必要。
お客を尊重するためには、なんといってもお客を好きになることである、こちらが好きになればお客にも好かれて仕事も増えてくるのである。
大企業病とは、管理職の階層が多い・調整のための会議や打合せが多い・機能別部門が細分化されている・人間が多すぎて人間関係に気をつかい合っている・役員の年齢層が偏っている
昨日を棄てることなくして、明日をつくることはできない。しかも昨日のものを守ることは、難しく、手間がかかる。優れた人材が昨日に縛りつけられていたのでは、彼らに活躍させることはできない。
基本的な経済資源、すなわち経済用語で言うところの「生産手段」は、もはや資源でも、天然資源でも「労働」でもない。それは知識となる。知識社会における最も重要な社会勢力は「知識労働者」となる。
知識社会は、上方への移動に制限がないという初めての社会である。知識は、相続も遺贈もできないところが他の生産手段と異なる。あらゆる者が自力で獲得しなければならない。誰もが無知の状態からスタートする。

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