maruomaruさん
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10年02月15日(月)
充足 |
< ふみだす、二十年の...
| ダウン中 >
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先週の金曜日から広島に遊びに行っていました。
広島には二人、大事な友達がいます。 福山にはマレーシア時代から十年来の友人が、広島市にはNZ留学時代からですから、 二十年来の友達が。二人とも、そのツレアイも含め、友達というよりむしろ身内の域です。
去年の夏にも上海から遊びに行ってますから、一年足らずぶりの再会ですが、 多いに語り、瀬戸内海の恵みを食べ、飲み、嬉しさが凝縮された時間を過ごしました。
友人二人とも、それはそれは過酷な試練を何度も何度も乗り越えて今に至っています。 自分のことはいつも二の次で、常に人を優先して誠実に尽くしてしまう福山のAちゃんは、 二十歳後半の頃から、難しい病気に幾つかかかり、今も医師が「学会に発表したい」というほどに 難解きわまる病気を抱えています。 それなのに、今でも自分より人を優先している。七年前に結婚した旦那さんに尽くし、義母にも尽くして、 私から見るとすごくご苦労なのですが、彼女は眩しいほどに幸せそうです。 「本当に幸せ。これ以上幸せになれないほど」
旦那さんに「Aちゃんと結婚して良かったね。大好きでしょ、Aちゃんのこと」と聞くと、 少し酔ったコワモテの旦那さんは幼子みたいにコクリとうなずき、「大シュキ」。 胸が一杯になって涙が出ました。良かったね、Aちゃん。
NZ時代からの友人Nちゃんは新婚です。これまた幸せ。 彼女もしょっちゅう病気をしますが、「これ以上、欲しいものなどなにもない」と またもや私の胸を詰まらせるような嬉しいことをのたまいます。 過去の過酷な苦労話、現在の喜怒哀楽を、巧みな話術(ほとんど名人芸)で笑い話に変え、 周囲を楽しませてくれます。彼女の話術には夫もファンになるほど。 二人とも、試練を何度も乗り越えた果てに手に入れた充足した日々を慈しみながら生きています。
去年、はじめて福山のAちゃん夫婦と広島市のNちゃん夫婦を会わせてみました。 今回も一緒に時間を過ごしているうちに、二人が「タイミング合わせて一緒にmaruomaruん家に遊びに行こう」 と話し合っているのを見てニヤニヤする私。 全くタイプの違うこの二人が仲良くなって、私を差し置いて遊んでたりしたら面白いなーと思います。
帰りの新幹線で鏡を見たら、左の口の端にシワが三、四本くっきりと刻まれていました。 この三日間、起きてる間中ずっと笑っていたわけですから当然です。 「うわー、帰ったらパックしなくちゃ」と思ってからすぐに、「まぁ、これは楽しい時間を過ごした証」 と思いなおし、気にするのを止めました。
友達と並んで写った写真の私は、自分でも驚くほどに穏やかな顔で笑っています。 若い頃には人が寄り付けないほどに険しい表情をすることもあった私。日々を送る中で ステキな人達と出会い、こうも柔和な顔ができるようになったのでしょうかね。嬉しいことです。 私が好きで好きでたまらない友人達に、恥ずかしくない私でいなくてはなぁと思いました。 みんなにふさわしい私になれるよう、私も毎日を精一杯生きなくてはね。
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