ゆくさん
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14年02月22日(土)
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福島県飯舘村・浪江町周辺にて。 原発事故で立ち入り禁止となった福島県の警戒区域内には、牛約3500頭、豚約3万頭が 飼育されていた。事故後、その半数以上は餓死し、野生化したものは殺処分となった。 そのような中で、生き残った牛の命を守るために、近隣の13牧場が、今も約700頭の牛を 飼育している。なかでも約360頭を飼育するのが、事故直後も牧場に残って餌をやり続けた 吉沢正巳さんの「希望の牧場・ふくしま」だ。「ここの牛に経済価値はない。家畜でも ペットでもない。なんのために飼うのかと悩んだね。でも俺は牛飼いだから殺しはしない」 最大の被害者とも言える牛を生かすことで、福島の現実を伝え続けることができる。 学術研究もできる。エネルギーのことを考えるきっかけにもなる。それらが復興の希望に つながると信じて、吉沢さんは人生をかけて牛を生かし続ける。 (文・写真=鳥塚俊洋)
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