ぴんとこない死【きゃべつママ♪さんの健康管理カラダカラノート】

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08年04月17日(木)

ぴんとこない死

< よーし、久しぶりに  | テストされる! >
まぁ、次から次へと問題が起こる我が家。

前回日記をつけた翌日には、とうとう長男に離婚を考えていることを
告げました。

子供の前では絶対に旦那の悪口も言ったこともなかったし、
あまり感情的に愚痴の垂れ流しになるのも子供がかわいそうだし、
極力ありのままを感情交えずに話をしました。

さすがにキャバクラで借金作ったとかは言えなかったので、
遊びに使った、と言いましたが。

それに、ママが決意したのは子供たちにも被害が出るかもしれない、
しかも旦那は子供たちがどうなってもいいと思っている、というのが
わかったからですが、それ以前にもう微妙な関係だったわけで。。。

いろんなすれ違い、主にママの育っていなかった精神面が
子育てなどをすることでどんどん成長してきたこと(ずいぶん遅いけど)
によって、少しずつ大人になってきたこと、対して旦那は
成長していなかったこと、などが原因のひとつでもあるし、
ママ自身も振り返ると自分が情けないと思うような人間であったので
ちゃんと「パパだけが悪いんじゃない。ママも悪い」ということは
伝えました。

金銭的な面では不安もたくさんあるけれど、
自己破産の危機といつも向き合っていなくてはいけなかったりするよりは
マシだと思う。
子供たちは絶対に置いていけないし、そのつもりもない。
2人をばらばらにすることだって考えられない。

さすがにちょっとは泣いてしまったけれど、落ち着いて話を
することができたと思います。

長男も少し泣いてはいましたが、さすがママの子!前向きです。
大学に行くなら国公立を目指すこと、奨学金をもらえるように
考えること、学校がかなり厳しいので、バイトはできないけど
内職の手伝いならできるからもらってきて、と言ってくれました。
(以前やったことがあるんです)

次男はまだ小学生だし、こういうドロドロしたことは
聞かせたくないな、と長男が言うので次男に話すのはまだ先のことに
なりそうです。

いつの間にか、相談にのって励ましてくれるほど
育っていたんだなぁ、と変なところで嬉しくなりました。

ママもまた少し自分の中の甘えに気づけて成長できたと思います。

とりあえず長く続けられる仕事をちゃんと見つけて、
3人で自立できるようにしなくちゃ。

力強い味方の存在に気づいて嬉しく思って決意も新たに就職活動を
していたら、なんとか面接の約束にこぎつけた!
喜んでいたのもつかの間、旦那の妹から電話がかかってきました。

この義妹とはもう一生かかわりを持つつもりはない!と旦那に宣言するほどの
嫌がらせをされた仲。
年賀状のやりとりもすべてやめて、絶縁をしているような状態だったんですが。

電話の内容は「義父が危篤だから『よかったら』きてやってくれないか」でした。
多分、自分や義弟嫁のいじめのせいで、うちの家族が義両親のところにも
ろくに顔を出さなくなったから遠慮もあったんだと思いますが、
そういう言い方で知らされました。

離婚する!と決めてから旦那とろくに話もしていなかったけれど、
知らせないわけにもいかないし、大急ぎで電話し、いろんな準備をしました。

まだ帰ってなかった長男にも電話し、すぐ学校から帰るように伝え
次男と一緒にもしもにそなえて喪服の用意もし。。。

亡くなってないのにそういうの用意するって、なんだかすごく嫌なんですけど
遠方であることなども考えて用意しました。

家族そろったので向かおうとしたら亡くなったとの知らせ。
結局間に合いませんでした。

正直義両親と折り合いが悪かった、というほどではないにしろ
いろんなことはありました。好きか?と言われれば、返事に困るぐらい。
でも、普段は離れているし、曲がりなりにも義理の親。
やっぱり心配になったりはします。

ただ、旦那の方が離婚に向かってひとりで先に突っ走っていたので、
自分の親は離婚したら関係なくなるんだから、と何も伝えてくれていませんでした。

緊急事態だと言うこともあり、入院してたらしいと聞いて、そんなに悪かったのか、と
聞いてみたら旦那も知らなかったとか。

多分保身の気持ちが働いたのもあると思います。
ちゃんと言ってたのに、ママは何もしなかった!とまたひとり責められるんでは、と。
とりあえず、そうではなかったことにはほっとしましたが、どうなってるんだか!

焦りながらもせっかく決まっていた面接を断り、当たり前のように
ママが運転して子供たちも連れて病院に向かいました。

旦那の兄弟たちはすでに到着していて、病室で亡くなっていた義父を囲んで
みんなで談笑しているような状態でした。
亡くなっている義父を見ても、今までと姿は変わらず、やせこけてるわけでもないし、
まだ顔色も変わっているわけでもなく、まわりのみんなは普通に笑ってしゃべってるし
全然ぴんときませんでした。
普通に義両親の家に訪ねたみたいな感じ。
義母も泣き崩れてるわけでもなく、久しぶりに会ううちの子供たちを見て
身長何センチになった?とかのんきなこと聞いてるし!

しかも故人の遺志でお葬式はしないと以前から決めてあったので、
身内だけのお葬式もなし!
次の日があるから、と義弟義妹家族帰っちゃうし!!
最後にみんなでせーので手をあわせたのがお葬式。。。?

さすがにいろいろな手続きがあるので、長男である旦那一家(つまりママたち)は
残りましたが、子供たちとママは家に帰って寝ることに。
そのとき義母と旦那も一緒に帰ってきたので、亡くなった義父ひとりぼっち。。。
いいの?w

旦那と義母は戻って一晩しゃべってたらしいけど、病室なので
お線香とかもたいてないし、いろんな思い出話しながら
義母は「お父さんのあほ!」とか言いつつおでこぴしゃぴしゃ
叩いてたらしい。。。なんともまぁ。。。

病室に置いていたのもわけがあって、実は翌日献体に出すので
病院から送り出すのです。

なんでも、ろくに役にたたなかったから死んでからでも
何か社会に貢献しようってことで、献体することにしたとか。
翌日お迎えがきて連れていかれました。

戻ってくるのはだいたい2年後で、火葬もされて帰ってくるらしく、
それまでは骨もなーんにもなし。

お葬式もやらない、お墓もなし、しかも本人(?)は
2年も戻ってこない。

ホントに亡くなったことがぴんとこない(今もきてませんが。。。)

そんな悲しむ暇も与えないようなところが義父らしいかなぁと思いつつ
義父の人生は終わりました。

少しは義両親がうちの家族が義実家集まりに参加しないことを気にしていたのか
義妹に何か言ったのか、ずっと無視されていたのに話をすることができました。
離婚したら関係なくなるけれど、それでも義父の死のおかげで
わだかまりがひとつなくなりそうなのはよかったな、と思いました。

何かにつけて離婚する、関係ない、どうでもいい、と言っていた旦那が
当たり前のようにママや子供たちをつれまわし、義母の送り迎えや
電話の応対をさせていたのには腹がたちましたが、非常時だし
悲しんでいる人、これからひとりで寂しい時を過ごさなくちゃいけない
義母のためだと思って何も言わずに手伝いました。

旦那も実父が亡くなっているから(多分ぴんとはきてないだろうけど)
普段以上に気を使えないんだろう、と思うことにして。

家について、疲れたー。。。と言ったら一言「お疲れさん」と言われました。
多分旦那の精一杯の感謝やねぎらいの言葉だったんだと思います。

次の日からまたろくにしゃべらない状態ですが、
少しだけ態度が軟化したような気もします。

あれだけえらそうに関係ないって言ってたのに、当然のように
手伝わせてたことは、ママにも子供たちにもありがとうの一言が欲しいけど。

まだ他にもあったけど、長くなるからまた今度。

コメント
ロードライト 2008/04/17 18:03
大きくなった長男君にお話が出来たのは良かったですね。
こういう時ってナゼだか色々と事が続けて起きたりするので、気をしっかりもって下さい

これからどうなるのかはきゃべつママ♪さんも不安があると思いますが
精神的にお手伝いが出来ればと思っています。
flo 2008/04/17 18:25
お久しぶりです。

キャベツママさん、一揆に読みました。
いつでも前向きで、愛情が深く、優しい人ですね~。
やる事はちゃんと、やっていますよ。
人の道から外れたことをしないママは、偉いな~と、今回も思いました。
ご長男さんが、頼りになってきましたね。立派ですね。
いつも同じことしか言えないけれど、お体にくれぐれも気をつけてね♪
きゃべつママ♪ 2008/04/17 18:34
>ロードライトさん
ありがとう!本当に長男と話ができたことはママにとっては
良かったです。
長男にとっては負担なだけかもしれませんが。。。

こうやって見守ってもらって、声をかけてもらえて本当に
心強く、嬉しく思います。
多分ひとりでは気持ちの整理も、前へ進む勇気も出なかったと
思います。

これからも多分つらくなることもたくさんあると思いますが
一日のどこかで笑えるように過ごしていきたいと思いますっ!

見守ってくださるみなさんに感謝ーっ!
きゃべつママ♪ 2008/04/17 18:41
>pino9さん
お久しぶりです♪
いつもありがとうございます!

pino9さんにほめてもらうと、いつもお母さんにほめてもらっている
みたいで、えへへw と照れてしまいます。

あまり親にほめてもらえず育ったので、いつまでも「お母さんに
ほめられる」のが一番嬉しく、求めていることなので
なんだかいつも本当に嬉しいんです。

言うほど年も離れてないのに、お母さん呼ばわりして
ごめんなさいね。
でも、ありがとう♪
nokko 2008/04/17 18:45
お義父さん きっと理解してあの世への階段昇ってると思うよ
見てない様で見てたり、聞いてない様で聞いてるから
これからはきゃべつママの応援にまわるかも知れないよね
心の中で孝行できたら良しとしましょう!
saturn 2008/04/17 20:34
長男君はうすうす感づいてたと思うよ。
長男君とよく話し合ってその時期を決めたほうがよさそうだね。
ママにとっても良い相談相手になるし長男君にとってもある程度知ってたほうが精神的にいいんじゃないかな。
次男君にはある程度決まってからでいいと思うよ。
兄弟は一緒にしないとダメだよ。
離れ離れは両方不幸になるから。
ガンバレ!
きゃべつママ♪ 2008/04/21 12:59
>nokkoさん
ぜひとも旦那にとりついて、バカなことしそうになったら
とめてほしい!ところだけど、余計ひどいことになりそうだから
遠慮しとこう。。。w

多分本人は好き勝手に生きて、病院だって行ったら治ってた
かもしれないのに嫌って言って勝手に寿命縮めて、みんなに
心配かけたくないからって入院したのも黙ってて。
ホントに、さっとみんなの前からいなくなった。

バカみたいにお金使って借金して、放蕩の限りをした人だから
本人は満足してたんじゃないかなぁ、と思うようにしてる!

そのうち他人事になるわけだけど、義母の方が心配。
これを機に兄弟仲良く団結してくれたらいいんだけど。

>saturnさん
ママがもう無理だわ、これは、と思ってから
旦那は露骨に家族を避けるので(ごはんだけは一緒に食べるけど)
次男も何かおかしいのを感じ始めたみたい。
まだまだ幼い次男がひとりでつらい思いを抱え込まないように
がんばってフォローしたいと思いますっ!
母は強いんだぜーっ!w
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