cobaltdropさん
最新の記録ノート
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08年11月29日(土)
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★ いなくなってから9日が過ぎた。
毎日、考える。
どんなに泣き叫んでも、もう、戻っては来ない。 分かってるけど
体の中にぽっかり空いたこの暗い穴は、どうやっても埋まらないんだろうな。
どうして生かしてあげられなかったのかな。 どうして手放さなきゃならなかったんだろう。 二度と同じ命はやってこないのに。
一生、ずっと、こうやって思い出すんだろう。 当然だよね。
★ 麻酔だったのか何だったのか、眠ってる間に全てが終わってた。 意識は保ってたつもりだけど、グチャグチャ考えてるうちに、違う世界に行ってたみたい。 布団まで運ばれたのも記憶になくて、横になって布団を掛けられて、 あぁ、終わっちゃったんだ 居なくなっちゃったんだ そう考えて、丸まって眠ったのは覚えてる。
酷いところで 笑 診察台(イス)の隣に壁で仕切って畳スペースがあって、そこに布団が敷いてあって。 ここで全部が始まって、終わるんだ って初めて気がついた。 目が覚めたら、隣では、他の誰かが診察してもらってるんだよ。
私が知らないで来たときも、こうやって誰かが寝てたのかな、って。
布団に横になってて、私は生きていて、ついさっきまでおなかの中にいた生命は、いなくなっちゃって もう生きてないんだ 死んじゃったんだ 生きてる私はこんなところに転がってて 可笑しいな、って。
次の日に検診受けに行ったら、ぜんっぜん嬉しくも楽しくもなさそうな女の人がいて。 あぁ、この人もなんだなって思った。
ちらりと見えた先生は、青い前掛けみたいなのをしていて、
その人が先に呼ばれて、入っていって、 出てこなくて、
私が呼ばれて。
何を思いながら隣にいたんだろう。 いや、眠ってただろうから、私の存在には気づかなかったと思うけど。
産まれてくることを手放しで歓迎される、そういう命ばっかりじゃ、ないんだ。 おなかの中で大きくなることが出来る、産まれてくることが出来る、それを喜んでくれる人がいる。 その奇跡。
赤ちゃんを連れたお母さんを見ても、羨んだり妬んだり、そんな感情は出てこなくて、 そこにそうして存在する、世界はそうやって出来ていて、不変であって、
だから、生かしてあげたかったなと、思い直したりする。
生きて欲しかったな。
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