みんみん★さん
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21年03月22日（月）
『僕らだって扉くらい開けられる』行成薫 |
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この作者さんの作品、初めて読みました。
『名もなき世界のエンドロール』の公開(観てないけど)が話題になってたので、先にコッチを読んでみた。
面白かった～。
ささいな能力を持つ超能力者たち一人一人のエピソードを読ませてからの、
最後に表題のエピソードでまとめる手法が、コレほど無理なくしっくりきた作品をひさしぶりに読みました。
能力の代償に戸惑い傷つきながらも、懸命に生きている彼らにちょっぴり同情しつつもどこかコミカルで笑ってしまう。
能力を持たない会社の先輩と女子高生が、なかなかいい味出してて和みます。超能力じゃないけど、彼らの能力もなかなかのもんですね。
実写ドラマ化したら、ぜひ観たいです。
それにしても、考えちゃう！…食堂のおばちゃんもなんか持ってるんじゃないの？違うか……
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