歯周病危険度の解説コラム

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「歯周病危険度」解説コラム

 
たかが歯周病、されど歯周病!
歯周病を放置していると、将来は歯がなくなって入れ歯生活を強いられることになります。入れ歯はなかなか合わずにとても痛いものです。もちろんお金もかかります。硬いものが噛めずにアゴも弱ってきます。食べたいものも食べられなくなり、生きている楽しみも半減ですよね。

危険度が高かった人は、今すぐ3つのポイントをチェック!

 その1) お風呂に入ったら熱いシャワーで口内マッサージ!
 その2) 1日1回は硬いものをガリガリ食べる!
 その3) なんといっても禁煙!
そして、対策コラムをしっかり読んで歯周病についての正しい知識を身につけましょう。

歯周病とは?

歯周病とは、読んで字のごとく「歯の周りの病気」のことです。
歯の表面につく歯垢(細菌のかたまり)によって起こります。歯垢はプラークとも言われています。
かつては歯槽膿漏(しそうのうろう)という呼び名でしたが、最近は歯周病と呼ばれるようになりました。
歯周病は、大きく分けて2種類あります。歯肉の炎症による出血や腫れを特徴とする歯肉炎と、歯を支えている歯槽骨が破壊される歯周炎です。
歯周病を放置しておくと膿が出たり、口臭がひどくなったりします。そして最後には歯が抜け落ちてしまうことも少なくありません。

歯周病そのものが、生命に大きく影響することはありません。しかし、心臓病や肺炎低体重児出産など様々な全身の病気に影響するとも言われています。
また、高齢になって歯がなくなる原因の第1位が歯周病です。歯は動物にとって、とても大切なものです。もちろん人間もその一員です。

歯周病になる原因

歯周病の原因はプラーク(歯垢)です。プラークは歯を磨かないでいると、ねばねばくっついてくるものです。プラークの正体は単なる食べかすだけじゃなく、70%は細菌と言われているんです。
プラークがたまったままになると、次第に堅くなり、それが歯石となります。
歯石ができてしまうと、歯磨きでは取り除くことができないため、歯医者さんで除去してもらわなければいけなくなります。
歯磨きの方法が間違っていたり、歯医者さんに通わずにいると、プラークや歯石がたまってきます。特に、歯ブラシの届きにくいところには、たくさんたまってしまします。
これが、歯周病の感染の原因となり、歯のまわりの組織を破壊し、歯の周りに隙間ができてしまうのです。これが進むと、歯が抜けてしまったりもします。

その他にも体の免疫力や歯並び、噛み合わせとも大きく関係しています。糖尿病や、遺伝的要因、タバコなどが複雑に影響しあって進行してしまいます。そのため、歯周病も生活習慣病の一種だと言われています。

歯周病を防ぐには?進行をとめるには?

▼歯磨き
まずは、プラークを確実に取り除くようにしましょう。
プラークを確実に取り除くためには、正しいブラッシングが重要です。
「毎日ちゃんと歯を磨いているのに…」と思われるかもしれませんが、「磨いている」のと「磨けている」のとは別の話です。
それでは、正しい歯みがきとはどのようにすればよいのでしょうか。

まずは、鏡を見ながら、歯磨きしましょう。磨けていない歯がないかな?隙間やデコボコした部分にもきちんとブラシが届いているかな?確認しながら磨いてみましょう。ブラシの毛先を歯にきちんと当てて、歯垢をかきだすつもりでやってみてください。
また、力を入れすぎてもいけません。軽い力で、ブラシを細かく動かして、1本1本丁寧に磨いてみてください。歯の裏側も、忘れずにちゃんと磨いてあげてくださいね。
歯磨きに自信がない人は、一度歯医者さんに相談に行くのもいいですよ。正しい歯磨きの仕方を指導してくれます。せっかく毎日歯磨きするんですから、正しい歯磨きを身につけましょう。

また、歯肉も、一緒にマッサージするように磨くとより効果的です。歯肉を温めるのも効果的です。蒸しタオルを歯茎に当てたり、温かいシャワーで歯肉を温めるといいですね。マッサージや温めることで、血行がよくなり、歯周病を防ぐことができます。温め+マッサージは更に効果的ですよ。
すでに歯周病の傾向にある人は、多少歯ぐきから出血する場合がありますが、少しなら気にする必要はありません。毎日続けていることで、血は出なくなります。

▼食生活
甘いものや、やわらかい食べ物は控えるようにしましょう。
口の中の細菌は、糖分を栄養源にして増殖します。またやわらかい食べ物は、粘着力の強いものが多いので、歯や歯ぐきにつきやすいんです。すると、細菌が繁殖してプラークができやすくなります。
硬い食べ物をよくかんで食べると、それ自体が歯をこすり、食べかすを除去してくれます。繊維質やビタミンCを多く含む食べ物をバランスよく摂取するのも大切ですね。

▼禁煙
歯周病を悪化させる最大の要素は、喫煙です。
喫煙者が重度の歯周病になる危険性は、非喫煙者の3倍とも言われています。
タバコの煙に含まれる有害物質は、肺だけではなく、口の中の粘膜や歯肉からも吸収され、粘膜や細胞が正常に機能しなくなってしまいます。
本来の機能がはたらかなくなると、抵抗力が弱まり、歯周病菌が増えてしまします。そして、歯周病の発症や進行が進む結果となります。
上記のことから、できることならタバコはやめたほうがよいでしょう。すでに歯周病の人は一刻も早く禁煙することをオススメします。
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