抜け毛危険度の解説コラム

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「抜け毛危険度」解説コラム

 

◆はじめに

この頃抜け毛が多くて…、ちょっと薄毛かも…。
つまりは、ハゲが心配なわけですね?できることならハゲたくない、って誰でも思っているものですよね。
実は日本は欧米諸国に比べるとハゲ率は少ない方なんです。でも、この頃、急増しています。それは食生活の変化によるもの、ストレスによるものなど、理由はさまざまです。
でも、ハゲは防げます!若い頃からきちんとケアしておけば、ある程度の髪は保てるものなんですよ。
親父がハゲだから…と諦めないで!先天的な遺伝性は20%程度だと言われています。残りの80%にかけましょう!
女性だからと言って安心はできません。女性にもハゲが急増しているんです!
今の生活を見直すことからハゲ防止運動は始まります。

髪の毛の寿命は平均5年と言われており、寿命が終わると抜け落ち新しい毛に生え変わります。自然に抜ける毛は1日に60本〜80本くらい。ですから1日100本くらいまでなら自然な抜け毛なので特に心配はありません。
しかし、それ以上の方は要注意。
ハゲが心配な人は、抜け毛の原因や、症状、それに合わせた対策をしっかり読んで参考にしてくださいね。

◆抜け毛、ハゲの原因は?

抜け毛や薄毛の主な原因は、以下の4つと言われています。

▼男性ホルモン
男性ホルモンは体毛の成長を促進するはたらきがあるのですが、頭髪にとってはその働きがマイナスな効果になります。
男性ホルモンが毛根の毛母細胞でDHT(ジヒドロテストステロン)に変わり、毛根細胞を萎縮させるため、髪の毛の成長は止まり早く抜け落ちてしまうことになるのです。

▼ストレス
体のあらゆる部位に悪影響を与えるストレス。もちろん頭髪にだって悪影響を与えます。過度のストレスは頭皮の血行を悪くし抜け毛の原因となります。

▼食事と生活習慣
頭髪の健康維持にも、やっぱり栄養が必要です。バランスの偏った食事や睡眠不
足などの生活が続くと、当然頭皮の栄養状態が悪くなり、髪は成長しにくくなっ
てしまいます。また、たばこのニコチンは血流を悪化させるため、薄毛には大敵。

▼遺伝
ハゲが直接遺伝することはありませんが、その体質や気質、または骨格などの組織構造は遺伝します。そのため、「ハゲが遺伝する」と言われていますが、遺伝的要因は科学的には20%以下だと言われています。むしろ、食生活が似ていることが原因で、同じような食べ物を好むことから、「抜け毛食」を引き継いでいることが「ハゲが遺伝する」と言われる原因になっているとされているのです。
最近の技術では、抜け毛の進行を食い止めることもできますし、逆に、親や親族に薄毛の人がいないからと言って油断していると、薄毛になることもありえます。

◆抜け毛の種類と原因

抜け毛の原因はさまざまですが、食事や生活習慣は、当然すべての症状に影響を与えます。まずは食生活と生活習慣を改善することが第一と言えるでしょう。

▼男性型脱毛症
額の剃りこみが深くなったり、てっぺんが薄くなったりする症状。中高年の男性によく見られ、10人に1人の割合で発症するとも言われています。主な原因は男性ホルモン。

▼円形脱毛症
何の前ぶれもなく突然、髪が円形や不整形に抜けてしまう症状のこと。毛球の毛母細胞が体内で異物とみなされたために破壊され、発症すると言われている。男性も女性も、赤ちゃんからお年寄りまで誰にでも起こる症状。妊娠や極度のストレスで起こった場合は半年〜1年ほどで元に戻るのが一般的。原因はストレスや免疫不全。

▼脂漏性湿疹
皮膚の脂がよく出る場所を脂漏部位と呼び、ここにできる湿疹のことを、脂漏性湿疹と呼ぶ。この湿疹が頭皮に表れると、フケやかゆみのような症状を引き起こす。それが悪化すると毛穴にまで波及し、毛穴が毛根を保持できなくなり脱毛を引き起こすといわれている。頭皮がかゆかったり、脂性のフケが多い方は要注意!

▼抜毛症(ばつもうしょう)
正常な毛を自分で抜いてしまう症状。子どもに多い一種の神経性のクセで、精神的なストレスが引き金になることが多い。

上記以外にも、内臓の病気や、膠原病、梅毒など、全身性の病気によって脱毛が起こる場合があります。このときの症状は、全体的に頭髪が薄くなります。
また、女性は出産後に抜け毛が多くなることがありますが、これはホルモンバランスの
変化によるもので、一時的なものです。他にも男性に見られる若ハゲや、過剰なダイエットによる女性の脱毛症も増えています。

◆抜け毛の対策法は?

1、規則正しい生活を心がける
頭髪も体の一部ですから、健康な髪には当然、十分な睡眠と規則正しい食生活が必要です。睡眠不足が続くと、せっかく健康だった髪もパサついたり、ツヤを失ったり不潔な印象を与える結果になりますよ。

2、バランスのとれた食生活を
これも1、と同じです。抜け毛予防のためだけでなく、体の健康のためにも、バランスの良い食生活を心がけましょう。健康な髪の成長のためにはビタミンやミネラル、タンパク質を多く含んだ食品摂取することが重要です。

3、お酒を飲みすぎない
適度の飲酒は健康にも良いようですが、飲みすぎは髪にもよくありません。飲みすぎで、体の機能が低下すると、毛髪の成長も妨げられ抜け毛の原因につながることがあります。

4、ストレスをためない
上にも書いたように、ストレスは抜け毛の原因になります。ストレスをためないようにするか、ストレスを感じた場合は、自分なりの方法でかまいません。すぐに発散するようにしましょう。

5、タバコは厳禁
タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があります。 頭皮の血管が収縮し、血行が悪くなれば抜け毛の原因にもなります。

6、シャンプーや洗髪は毎日しましょう
頭皮や毛髪を清潔に保つために、髪は毎日洗いましょう。それも朝ではなく夜にすることが大切です。1日の汚れや脂がたまった頭皮を1晩放置するだけで、余計に毛根は痛んでしまいます。汚れが毛穴につまると、皮膚呼吸が妨害され、抜け毛の原因になったり、発毛の障害になったりします。
爪を立てず、やさしく、地肌をいたわるように洗い、それが終わったらシャンプーが残らないよう、十分すすいであげましょう。すすぎは熱いお湯は厳禁!ぬるめのお湯ですすぎましょう。シャンプーを2回するのも良いですね。1回目は地肌を、2回目は髪そのものを洗うといいでしょう。
適切な洗髪は頭皮のマッサージ効果も高く、血行促進にもなります。

7、マッサージをしよう!
血行を促進することで抜け毛予防もできます。シャンプーと同時でかまいません。
やさしく地肌を痛めることのないようにマッサージをし、頭部の血行を良くしてあげてください。このとき、下から上へマッサージするようにしましょう。首や肩がこっていると、せっかくマッサージしても、頭皮に血が流れません。
また、シャンプーをすすぐ時に、冷と温を交互にすることで血行が促進され、マッサージ効果を得ることができますので試してみてください。

8、基本はタオルドライ
シャンプー後、髪を乾かす時にドライヤーを使っている人も多いでしょう。しかし、洗い立ての濡れた状態からドライヤーを使うと、必要以上に頭皮を乾燥させてしまうため、頭皮を傷める原因になります。
髪を乾かす時は、できる限り、タオルでしっかり拭いて自然乾燥するようにしましょう。しかし、いつまでも濡れたままで放置するのも良くありません。頭皮がずっと水に浸かっている状態だと、それもまた頭皮が衰える原因になってしまいます。
時間がない人は、手早くタオルでしっかり拭いてからドライヤーを。80%はタオルドライで、残りの20%だけドライヤーで乾かすようにしましょう。

髪は自分で守ることのできるものです。決して諦めず、若いうちから髪や頭皮をいたわり、抜け毛を予防するようにしましょう。食生活や生活習慣の改善は、ハゲ予防だけでなく、生活習慣病予防やさまざまな健康対策としても非常に重要です。一石二鳥ですよね。
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