■設問1 ビタミンは五大栄養素の1つである |
【正解】 |
○ |
【解説】 |
五大栄養素とは、炭水化物、脂質、タンパク質、ミネラルとビタミンの5つを言います。 |
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■設問2 葉酸もビタミンである。 |
【正解】 |
○ |
【解説】 |
葉酸はビタミンB群の仲間です。ビタミンB群とは、B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、そして葉酸の8種類を言います。 |
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■設問3 ビタミンは動物性の食品には含まれていない。 |
【正解】 |
× |
【解説】 |
動物性の食品に含まれているビタミンもたくさんあります。代表的なのがレバー。その他にも豚肉や魚類などに多くのビタミンが含まれています。 |
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■設問4 魚の皮にはビタミンを減少させる物質が入っている。 |
【正解】 |
× |
【解説】 |
むしろ魚の皮には身よりも豊富なビタミンが含まれているものがあります。サバは3倍、ウナギは4倍も、ビタミンB2の含有量が皮の方が多いんですよ。 |
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■設問5 無洗米はビタミン摂取にも効果的である。 |
【正解】 |
○ |
【解説】 |
ビタミンの中には水溶性ビタミンと言って、水に流れ出てしまうビタミンがあります。無洗米は洗わなくて良いため、ビタミンの消失も少なくて済みます。便利な上に栄養素も多く、環境にも優しいとして人気が高まっています。 |
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■設問6 ヨウ素は体内に入るとビタミンAになる。 |
【正解】 |
× |
【解説】 |
ヨウ素はミネラルの仲間です。体内に入ってビタミンAになるのは、植物性のカロチンと動物性のレチノールですね。 |
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■設問7 ビタミンCは摂りすぎると体に良くない。 |
【正解】 |
× |
【解説】 |
ビタミンCは水溶性ビタミンのため、大量に摂取しても尿として体外に排出されます。摂取した全てを活用することはできませんが、体に害はありません。 |
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■設問8 1日に摂取しなければならないビタミン量は年齢によって異なる。 |
【正解】 |
○ |
【解説】 |
厚生労働省によって1日のビタミン所要量というのが定められています。これは成長や生活習慣などに合わせて、年齢別と男女別でそれぞれ異なる数値が定められています。その年齢に必要な量を毎日摂取するようにしましょう。 |
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■設問9 ビタミンB群とは、B1〜B12の12種類を指している。 |
【正解】 |
× |
【解説】 |
現在確認されているビタミンB群は、B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸の8種類を言います。B3やB4というビタミンは発見されていません。 |
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■設問10 βカロチンとは、プロビタミンAである。 |
【正解】 |
○ |
【解説】 |
体内に入るとビタミンAに変わる前物質のことを、プロビタミンAと言います。プロビタミンAには、動物性食品に含まれるレチノールと、植物性食品に含まれるカロチンがあります。カロチンにはα、β、γなどがありますが、その中でも効力が最も高いのがβカロチンです。 |
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■設問11 レバーには、ビタミンB群すべてが含まれている。 |
【正解】 |
○ |
【解説】 |
レバーにはビタミンB群全8種すべてが含まれています。ビタミンAも豊富です。 |
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■設問12 ビタミンは不足しているものだけを積極的に補うのが良い。 |
【正解】 |
× |
【解説】 |
ビタミンは相互に作用し合って効果を発揮します。何かが不足している状態はよくありませんが、だからと言って、それだけを摂取しても、全体としてはあまり効果は期待できません。ビタミンはバランス良く摂ることが大切です。 |
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■設問13 夜に目が見えにくいのはビタミンA不足である。 |
【正解】 |
○ |
【解説】 |
夜盲症といいます。ビタミンAは目のビタミンとも言われるほど、目の健康に役立つビタミンです。夜盲症や視力低下が気になる人は、積極的にビタミンAを摂取するといいでしょう。ただし摂りすぎると過剰症になるので摂取上限量に気をつけましょう。 |
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■設問14 抗酸化作用が強いビタミンは、BとDである。 |
【正解】 |
× |
【解説】 |
抗酸化作用が強いビタミンは、A(カロチン)とC、Eの3つです。この3つの頭文字を取って「ビタミンのエース(ACE)」が抗酸化ビタミンと言われています。 |
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■設問15 ビタミンDにはカルシウムの吸収をよくする働きがある。 |
【正解】 |
○ |
【解説】 |
ビタミンDは骨の形成に関わり、カルシウムやリンの吸収をよくする働きをしています。その他にも血液中のカルシウムを骨に運搬する役割もあります。 |
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■設問16 ビタミンB1は疲労回復のビタミンと呼ばれている。 |
【正解】 |
○ |
【解説】 |
ビタミンB1には糖をエネルギーに変える働きがあります。中でも乳酸をエネルギーに変える時に必要となるビタミンなため、ビタミンB1が不足すると体内に乳酸がたまってしまいます。乳酸は疲労原因物質、溜まることで倦怠感や疲労感を感じるようになります。 |
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■設問17 血が止まりにくいのはビタミン不足とは関係がない。 |
【正解】 |
× |
【解説】 |
血液凝固には、ビタミンKが重要な役割を果たしています。ビタミンKが不足すると血が固まらなくなり、大量出血になる恐れもあります。 |
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■設問18 ビタミンHなどというビタミンは存在しない。 |
【正解】 |
× |
【解説】 |
ビタミンHとは、ビタミンB群の仲間であるビオチンの別名です。ビオチンは皮膚炎を治す実験から発見されたビタミンなので、ドイツ語で皮膚をあらわす「Haut」から「ビタミンH」とも呼ばれています。 |
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■設問19 ニコチン酸とはニコチンを分解することで得られるビタミンである。 |
【正解】 |
○ |
【解説】 |
ニコチン酸とは別名をナイアシンといい、ニコチンを分解する時に得られます。タバコに含まれるニコチンと同じではありません。ニコチン酸はビタミンB群の仲間です。 |
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■設問20 ベジタリアンはビタミンB12が不足しやすい。 |
【正解】 |
○ |
【解説】 |
ビタミンB12は、動物性の食品にしか含まれていません。ですから、ベジタリアンの人はビタミンB12が不足しやすいので注意が必要です。ビタミンB12が不足すると貧血になりやすくなります。 |
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