腸年齢チェックの解説コラム

実年齢よりも若かった人はバッチリです。腸内環境はいたって良好、キレイな腸をしていることでしょう。逆に実年齢より腸年齢の方が10歳以上進んでいた人は要注意です。腸も年齢とともに老化するものですが、その老化スピードを速めてしまう生活をしているということです。そのままの生活を続けていると、腸の老化がますます進み、免疫機能が低下し、いずれ大きな病気へと発展してしまうでしょう。

腸の健康を保つには、まずは腸内の善玉菌を増やすことが大切です。善玉菌とは、乳酸菌やビフィズス菌など、腸の働きを高め、免疫機能を強化してくれる大切なものです。逆にウエルシュ菌などの悪玉菌は、腸内の腐敗を進行させ、発ガン性物質や毒素を生産するなど、カラダに有害な働きをします。悪玉菌が増えることで、カラダの抵抗力を弱め、大きな病気を引き起こす原因となってしまいます。腸内が腐ってドロドロしているなんて、想像するだけで恐ろしいですよね。。。

その１）毎日ヨーグルトを摂る
…ヨーグルトなどの乳製品には善玉菌の代表格、乳酸菌がたくさん含まれています。乳酸菌は摂り溜めできないため、毎日欠かさず摂ることが大切です。また、多くの乳酸菌は胃酸に負けて腸に到達する頃には死滅してしまうため、特定保健用食品などの「腸まで生きて届く乳酸菌」を摂ることをオススメします。乳酸菌はオリゴ糖をエサとするため、一緒にオリゴ糖を摂るのが良いでしょう。食物繊維もオリゴ糖をたくさん含んでいます。

その２）便秘を克服する
…便秘ではない人には必要ありませんが、便秘の人はまずは便秘を解消することが大切です。長期的な便秘は腸内の腐敗を進行させてしまいます。便秘薬を常用している人もいると思いますが、本来的には自力排便ができるように、食生活や生活習慣を見直すことから始めましょう。野菜をいっぱい摂り、毎朝きまった時間に便意がなくてもトイレに座る習慣をつけましょう。また腸の運動能力が落ちているため、ストレッチなどで腸を刺激し、腸を動かす運動をしましょう。