血管年齢チェックの解説コラム

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「血管年齢チェック」解説コラム

 

血管年齢とは?

血管年齢とは、主に血管の動脈硬化の進行度合いを指しています。血管の壁が厚く硬くなってしまい、血液が流れにくくなることを動脈硬化と言います。
若い人の血管は血管の壁が薄いけれど柔軟性があってしっかりしています。しかしこれが年齢を重ねるごとに血管の壁が厚くなり、徐々に硬くなって弾力性を失ってもろくなってしまいます。さらには血管の内側にコレステロールや中性脂肪などが蓄積して血液が流れるところが細くなり、ますます血液が流れにくくなってしまいます。 実年齢とともに血管も歳を取ることは仕方がないことです。しかし最近は、実年齢よりも10歳から20歳以上も血管が先に歳をとってしまっている人が急増してきたのです。

動脈硬化が怖いワケ

動脈硬化は別名をサイレント・キラー(静かなる暗殺者)と呼ばれています。痛みを伴うこともなく、静かに忍び寄ってきて、突然、心筋梗塞や脳卒中などの大病となって襲ってくるからです。もちろん、そのまま命を失うことにもなりかねません。
そうです。動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞、脳卒中など、日本の病死原因の2位と3位は動脈硬化がその引き金となっているのです。 つまり血管年齢が高いと、大きな病気で死亡する可能性がグッと高いと言うことをあらわしているのです。

動脈硬化の天敵は“高血圧”

動脈硬化を促進させる最大の原因は高血圧、そして高脂血症です。 高血圧になる原因のひとつが塩分の摂りすぎ。塩辛いものや漬け物、醤油やソースなどの味の濃いモノばかりを食べる習慣がある人は要注意。料理の味付けに工夫して、塩分を控えるように注意しましょう。
また脂っこいものや肉類などの動物性油脂を多く摂る食事をしている人は、高脂血症をともなった動脈硬化への注意が必要です。突発的に血管がつまり、突然死などの原因にもなりかねません。食生活の改善を心がけましょう。

食事は腹八分目と抗酸化

何でも食べすぎは禁物です。血管年齢を若返らせるには、まずはいつも食事を腹八分目に抑えることが一番。お腹いっぱい食べ過ぎないように、いつも八分目でほどよく食事を終えるようにしましょう。最初の頃は物足りなくても、慣れてくると、そう苦にもならなくなりますよ。
そして、意識的に抗酸化作用のある食べ物を取るようにしましょう。赤や紫など、色の付いた野菜や果物には抗酸化作用のあるポリフェノール類がたくさん含まれています。血管も酸化を防ぐことで、若返りが期待できるため、積極的に抗酸化物質を摂るように心がけてくださいね。

適度な運動とストレス発散を

血管年齢を若返らせるもうひとつのポイントが運動習慣です。運動といっても激しいスポーツではなく、「1回に連続して20分歩く」これを週に2回行うだけで良いのです。 人は20分間連続でサッサと歩くことで、体内では驚くほどいろいろな健康効果が生まれています。それは血管年齢にも影響しますので、血管年齢が実年齢よりも10歳以上高いと診断された人は、ぜひ週に2回のウォーキングを取り入れてください。
そしてやはり健康的な毎日にはストレスは禁物。うまくストレスを解消しながら、溜め込みすぎないように心がけましょう。メンタル面でのストレスだけでなく、過度の疲労のせいで肉体的なストレスも溜めないよう、休養と睡眠にも注意しましょう。
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