胃の健康度の解説コラム

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「胃の健康度」解説コラム

 

胃の役割

動物は食べなければ生きていくことはできません。そして食べたものを消化するためには、胃が正常に機能していなければならないのです。胃は生命を維持するために、非常に重要な役割をになっている臓器です。
食べたものは食道を通って、まず胃に入ります。胃は、ぜん動運動といって、波を打つように動いて食べものを消化し、腸へと送り出していきます。
この消化機能に欠かせないのが胃液です。胃液に含まれる胃酸によって食べものを溶かし、吸収しやすいように細かくしていくのです。

胃からのSOSメッセージ

「沈黙の臓器」と言われる肝臓に比べ、胃は機能が低下すると、痛い、重苦しい、食欲がないなど、強くSOSメッセージを送ってくる臓器でもあります。だからこそ、私たちは胃が不調な時はすぐに気づくことができるのです。
誰でも胃が痛いとか、ムカムカするといった胃からのSOSメッセージを受けたことがあるはずです。でも、強くアピールしてくるからこそ、「いつものこと」と強く受け止めず、その場しのぎに胃薬を飲んだりして、やり過ごしてしまうことが多いでしょう。
しかし胃は、非常にナイーブな臓器です。ちょっとしたことですぐに胃に穴が空いたり、出血してしまうのです。
しょっちゅう胃からのSOSを受けている人は、その場しのぎに見過ごさず、きちんと聞き入れ、根本的な改善に努めましょう。

胃酸過多と注意点

胃が弱る原因として大きく2つあります。その1つが「胃酸過多」です。
胃酸過多とは、その名の通り、胃酸の分泌が多すぎるため、胃酸によって胃の内部が溶けてしまうのです。
胃酸過多になる原因は、ストレスや煙草、アルコール、生活リズムの乱れ、空腹、早食いなど、不摂生によるものがほとんどです。
空腹状態でタバコを吸う、アルコールを飲む、または空腹のまま長時間何も食べないでいると、胃に食べものがない状態でどんどん胃酸が分泌され、そのまま胃の粘膜を傷つけてしまいます。お酒を飲む時は必ず何かしっかり食べてからにすること。どうしても晩ご飯が遅くなる人は夕方くらいにオニギリ1つでも、何かお腹に入れて長時間空腹で過ごさないこと。朝ご飯を抜く人も多いですが、これも胃酸過多の原因になってしまいます。
また徹夜したり、生活リズムが不規則な人も胃酸過多になりやすいので注意しましょう。ストレスも胃酸過多の原因になります。溜めすぎないようにしましょう。

消化不良と注意点

もう1つの原因が「消化不良」です。
暴飲暴食や不規則な食生活が原因で胃が疲れてしまい、本来の機能を果たせずに消化不良となっているのです。
まずは寝る2〜3時間は何も食べないこと。食べてすぐ寝ると、胃が活動する間がなく、消化不良を起こします。もちろん暴飲暴食もいけません。よく噛んでゆっくりと腹八分目までにとどめておきましょう。
また、脂肪分の多い食事を続けることで、胃が脂肪分を分解しきれず、消化不良を起こしてしまいます。どうしても脂肪分の多い食事をとった場合は、納豆や豆腐、トウモロコシなど、脂肪分の消化を助ける食品を一緒に摂るようにしましょう。
また食後20〜30分は急激な運動は避け、ゆっくり過ごしましょう。軽く横になる場合は右腹を下にしてください。
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