TK66さん
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17年08月13日(日)
かっちゃんの命日 |
< Sさんの手術
| 実家にて >
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早いもので、かっちゃんが亡くなって丸3年だ。
かっちゃんとは仕事関係で知り合った。わたしより3歳上でバツイチ独身。わたしが40代の頃にやっていたウィンドサーフィンは、彼に誘われてスクールに入ったのが始まりだった。言わばわたしのウインド師匠。わたしと同じようにお店やってるTさんと、それぞれ家族ぐるみで夏のビーチでBBQや冬は鍋をつついたりと、長く仲良くさせて貰った。
かっちゃんは年に数回海外でウインドしたり、中国人女性に焦れ込んだり(相手はお金目当てだったようで散々貢がされたあげく音信不通)気楽な独身貴族のような生活をしていたが、両親の認知症で生活は一変した。長男であるかっちゃんは公団住宅を借りて両親と同居した。大好きだったウインドの道具も売りさばき艇庫も解約。買い物や家事は週3回介護師がやってくれるので特に用事はないが、お母さんの徘徊がひどく夜中が大変だったようだ。そのストレスから食事は乱れ、酒に溺れるようになったようだった。
3年前のGWのころ、突然かっちゃんがやって来て「大変だったけど、ようやく両親を診てくれる介護施設が決まった」と言っていたのが、それが今から思えば彼と会った最後だった。
7月から体調不良で会社を休みがちだったが、休む時は必ず電話連絡があるのにその日は連絡がなかったので、彼の上司が不審に思い管理人に連絡し、中に入ってみると風呂場で彼は息絶えていたのだった。入浴中に倒れ、頭を強く打ったのが原因だそうだ。
かっちゃんの死を知らされ、わたしは非常に悔やんだ。最後に会った時とても痩せていたこと。その後会社を休みがちだったこと。少し前に風呂で倒れて頭を数針縫ったことも彼の同僚から聞いていたのに、わたしはかっちゃんにメールひとつしなかったのだった。どうせまた突然やって来て「ほんま死ぬか思いましたわ」ってニヤッと笑うのだろうと。
その時の後悔があったからこそ、山の会の隊長が身体の具合が悪くなったとき、酒びたりの生活から抜け出るよう説得をしたのだった。言い方を変えれば、隊長が健康を取り戻せたのは、かっちゃんのおかげと言っても過言ではないと思う。
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