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10年07月16日(金)
直木賞受賞作品 『小さいおうち』 |
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☆第143回直木賞受賞作品
▼『小さいおうち』 中島京子/著 文藝春秋 1,660円
赤い三角屋根の家で美しい奥様と過ごした女中奉公の日々を振り返るタキ。 そして60年以上の時を超えて、語られなかった想いは現代によみがえる。
【第143回直木賞受賞作】 老女となったタキは回想しノートに綴ったのは、昭和初期の東京西部にある赤い三角屋根の洋館に仕えた頃の記憶だった。 ◆昭和初期で戦争の足音が聞こえてくる時代。でも家庭の中ではまだ身近なものではなかったのです。 もっとも時代の影はどんどん大きくなってはいくけれど、それでもここで描きたいのはそんな時代の影ではなく、 一人の女性の「女中」としての生き方というか、女中という専門職のことであり、その美しき思い出というものでしょう。 もちろんその時代の話としても充分面白いのですが。
美しい奥様と旦那様と可愛いぼっちゃんの一家の姿であり、そして赤い屋根の可愛いおうちの穏やかな日常。 最初の奉公先の小説家先生の得意な話。 奥様の親友・睦子さんや旦那様の部下・板倉さんのこと。 タキにとってその時代は宝物のように大切なものなのがとってもよく判ります。 その彼女の手記から最後の1章は彼女甥の息子の手記となります。 彼女の手記の中でも現代の眼を持ち、読み手に近い存在であります。 その彼が見つけたもの。 バートンの『ちいさいおうち』へとつながる部分でもありますし、これがこの物語をただの美しい思い出話ではなくし、 奥の深い物語にしているのです。 http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102907747/subno/1
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