カラダの冷え度チェックの解説コラム

最近よく「血行促進」という言葉を耳にするようになりましたが、これはまさに冷えているからこそ、血行を促進する必要があるわけです。血液の流れが悪いと、手足の先や毛細血管まで血液が届かず、冷えてしまいます。単に手足が冷たいだけでなく、内臓各所にも十分な血液や酸素が行き届かず、臓器の機能そのものを低下させてしまうことにもなります。その結果、ドロドロ血や内臓疾患など、大きな病気にかかってしまうことにもなりかねません。

冷えを解消し、血行を良くすることで、ほとんどの病気は治ると言われるほど、冷えというのは恐ろしいことなのです。
カラダの冷えが原因で起こる症状は以下のようなものがあります。
　・慢性的な頭痛や肩こり、腰痛
　・集中力がなく、イライラする
　・疲れやすい、風邪を引きやすい
　・常に手足が冷たくしびれる
　・ダイエットしても痩せにくい
　・慢性的な便秘
　・肌荒れが治らない
こうした症状はカラダの冷えからきていることが少なくありません。

一般的に平熱は36.3度以上あるべきところなのですが、最近は35度台の人も珍しくなくなってきました。体温が１度違うことで、カラダの代謝や免疫力に大きな差が生まれます。代謝が悪いと脂肪もたまる、お肌もターンオーバーしない、内臓の働きも落ちるなど、大きな悪影響を与えます。まずは自分の平熱を計ってみてください。そして冷えを解消する取組をしながら、平熱を測定していくといいでしょう。

【冷えを解消する対策３つ】
　その１）1日合計30分以上歩く、またはラジオ体操を毎朝する
　その２）北の産地のものや旬の野菜をたくさん食べる
　その３）ストレスをなくして睡眠をしっかり取る

意外と知られていないのが３でしょう。実は冷えとストレスは大きく関係しているのです。ストレスが溜まることで自律神経のバランスが乱れ、それが原因となってカラダの冷えを引き起こすケースがとても多いのです。自律神経性の冷え性が気になる方は、ぜひ自律神経バランス度チェックもやってみてくださいね。
みんなが冷えを克服してポカポカの健康体になりますように！