tomytomyさん
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12年07月15日(日)
さかなくん、スゲー |
< 雑感(野球編、ダル...
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大津の中学生の自殺をめぐるイジメの話題が連日ニュースになっている。 痛ましい限りだな。いつになったら陰湿なイジメが無くなるのだろう。
2006年に朝日新聞が、「いじめられている君へ」と題して、 有識者のメッセージを掲載していた。
「さかなくん」のメッセージに心を打たれたって、女房が紹介してくれたんだけど、 それが心に残っていて、昨日Net検索したよ。
『広い海に出てみよう 東京海洋大学客員教授 さかなくん
中1のとき、吹奏楽部で一緒だった友人に、だれも口をきかなくなったときがありました。 いばっていた先輩が3年になったとたん、無視されたこともありました。 突然のことで、わけはわかりませんでした。 でも、さかなの世界と似ていました。たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。 せまい水槽に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃し始めたのです。
けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。 助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。 いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。
広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが始まるのです。 同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士です。
中学時代のいじめも、小さな部活動でおきました。ぼくは、いじめる子たちに「なんで?」ときけませんでした。
でも仲間はずれにされた子と、よくさかなつりに行きました。 学校から離れて、海岸で一緒に糸をたれているだけで、その子はほっとした表情になっていました。 話をきいてあげたり、励ましたりできなかったけれど、だれかが隣にいるだけで安心できたのかもしれません。
ぼくは変わりものですが、大自然のなか、さかなに夢中になっていたらいやなことも忘れます。 大切な友だちができる時期、小さなカゴの中でだれかをいじめたり、悩んでいたりしても楽しい思い出は残りません。 外には楽しいことがたくさんあるのにもったいないですよ。 広い空の下、広い海へ出てみましょう。(朝日新聞2006年12月2日掲載)』
いじめられている子への心をこめたメッセージが伝わってくるよ。 さかなくん、風貌と声のトーンからして相当な変わり者だと思っていたけど、スゲー奴だな。
昨日のニュースじゃ、担任を始め学年の先生達はイジメがあるかもしれないと 認識していたようだ。
「一人の子がいじめられている」って、複数の生徒からの訴えがあって、 会議を開いて、「これから注意して見ていこう」と決めたらしい。
その数日後に生徒が自殺、自殺当日は生徒にアンケートをする予定だったという。
先生達も対応が後手に回り、激しい悔恨に苛まれているのだろうか? だとしたら、そう言えよ。なんで「イジメは無かった」なんて言う?
イジメにまつわる報道が事実なら、加害者が一番悪いと思うし、 未成年だから、その親の責任が最も重いだろう。
けど、先生が嘘をついたら、保護者も生徒も先生を信頼しなくなってしまうよ。
さかなくんの言う通り、広い海なら、こんなことにはならないだろう。 ウチの子供達にはそのことをしっかりと教えてあげていきたいな。
(昨日の運動)ラットプルダウン、プーリー、ベンチプレス、 アームカール、シットアップ、トレッドミル30分
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