こんなはずじゃないさん
最新の記録ノート
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13年01月11日(金)
遅いクリスマスプレゼント。 |
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< 唇が。
| 日本の本。 >
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は、とても悲しかった。
彼が昨日午前中に医者に行って、午後から会社に行き始めた。 医者にも階段を上り下りして地下鉄に乗って行ったし、 そこから会社に行ってさっそく長い会議にも参加して、無事に家に帰ってきた。 免疫の病気だから、公共の場所で余計な菌をもらってきたりし易いかと心配したが、 普通に手洗いうがいを励行すれば問題ないとのこと。 これで、普通に日常生活ができるようになった。 本当によかった。
で、前日の夜、彼が「明日は医者の帰りに会社に出勤するわ。」と言ったので、 私は「へ~~~、そっか。だったらさ~、クリスマスプレゼント、明日の夜にはもらえるかな?」と、 待ちわびていたプレゼントを催促した。 プレゼントの中身はキンドル・ファイアーとわかっていた。 初代iPadが出た頃、私は日本の本が電子版で買えると思い早速iPadを買ったのだが、 実際には、当時はまだ日本の書籍は著作権の問題で電子化が恐ろしく遅れており、 がっかりしてすぐに半額で会社の同僚に売ってしまった。 それから数年が経ち、スマホで携帯端末を使うのにも慣れたし、 映画をみない私にはキンドルファイアーは小さくて持ち歩きに便利そうで、 でも携帯より大きいので字も打ちやすそう。 しかも「キンドルファイアーはお値段も2万円以下とぐっとお手頃で、 iPad miniやiPadのようにお高くないから、トライしてみるには良さそうよね~。」 と、クリスマスよりずっと前に彼に打診をしていたのだ。
ところが、彼は12月初旬に具合が悪くなり、クリスマス前には入院してしまったので、 いくらアマゾンは家に配達してくれて彼にはもそれを自分で受け取る術もなく、 それより何より彼は具合が悪いのだから、 クリスマスにプレゼントをもらうことは全く期待していなかった。
そして年末に彼が退院し、私のアパートで2人の生活が始まり、 彼は少しずつ動けるようになって、自分のアパートに何度も立ち寄ったりしたのに、 一向にプレゼントをくれる気配がない。 ので、「あの~~~。恐れ入りますが、プレゼントは???」と聞いてみた。 そしたら彼はムッと機嫌が悪くなり、「用意してあるって言ってるやろ。会社にあるねん!」と。 「会社にあるなら、会社を休んでるのにプレゼントだけ取りに行くわけにはいかないわな。」 と言うことで、私はやっとー昨日催促の念押しをしたのだ。
そして昨日、彼が会社から帰ってきて、まだプレゼントをくれようとしないので、 「あの。。。」と言うと、 「あ~、プレゼント。ホンマは帰りに家に寄ってラッピングしてから渡そうと思ってんけど、 寄らずにここへ来たから、明日ラッピングして渡すわ。」と言う。 「いやいやいやいや。もう年も明けて10日やし、クリスマスラッピングなんていいよ。」と返事をしたのだが、 その場は食事に出かけるせわしなさで、話が流れてしまった。
改めて今朝、 私:「結局プレゼントはラッピングしてからなのでしょうか?」 彼:「あ~。セッティングせなあかんやろ?今晩やったるわ。」 私:「いやいやいやいや。セッティングは、私がプレゼントを開けて見てからでお願いしたいですが…。」 と言うと、やっとカバンから箱を出してきて、おもむろに箱を開けようとしている。 私:「あ~~~。私が箱を開けたいんですけど。」と言うと、 彼:「あー。そう?じゃあ、はい。」とその箱をくれた。 見ると、ボロボロの、明らかに使い回しをしたダンボール箱にガムテが貼ってある。 私:「あ~~。そういうことか。まだ届いたばっかりなのね。」 かくして箱を開けると、中には新しい品物が入っているはずの箱はなく、 中古のキンドルファイアー(HDではない。)がむき出しでポツンと入っていた。
???
彼:「あのな、実はな、こんながキンドルを試したいって欲しがってるって前に会社で話したら、 社長がキンドルファイアーをギフトで貰ったけど、自分はタブレットでは本しか読まないし、 カラーのキンドルファイアーはオリジナルのキンドルに比べて重すぎて不便だから、 お試しならこれを使ってもらってくれ。ってくれはってん。」
・・・。
悲しかった。
キンドルHDじゃなかったからでも、キンドルが中古だったからでもない。 アメリカの国民全員が一年で最も楽しみにして待ち焦がれているクリスマスプレゼントを、 こんだけ引っ張って、こんだけ焦らして、 蓋を開けたら、彼の思いも、努力も何も詰まっていない、 人からの貰い物をフォーワードしただけの贈り物。
だったらせめて、「家に寄ってラップしようと思った」だけじゃなく、 本当に家に寄ってラップして説明の書かれたカードを添えてくれるだけの、 ほんのちょっとの努力と気持ちだけでも添えてくれてたらいいのに、 そんなちょっとのことすらしてくれなかったことが、 すごく悲しかった。
それをいつまでもずるずる引っ張って、プレゼントを渡そうとせず、 挙句に社長がくれたから…と言い訳をする彼氏を見ていたら、 たまらなくって、泣けてきた。
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