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13年10月29日(火)
場所細胞で記憶力アップ/ためしてガッテン |
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”年をとれば記憶力はどんどん低下する” と思い込んでいた私には、たいへんよい勉強になった。
海外の論文によると・・・ 「加齢と記憶力の関係」については、 年代が上がっても、記憶力テストの点数は、下がらなかった。 ”覚える力”は、年をとっても低下しないのだ。
記憶力低下の原因の一つは、 『記憶力が衰えている』という思い込みにもあるらしい。
「記憶力」は低下しない。 加齢と共に低下するのは「思い出す力」なのだ。
「思い出す力」を、助けてくれるものがある。 それが、”場所細胞”だ。
≪場所細胞とは≫
ローズ・ブラウンという女性の名前を覚えるなら、 バラの花を、茶色のバラをイメージする。
「桃」「絆創膏」「枕」「洗剤」「ごはん」「焼き魚」「そば」などを覚えるとする。
私は、次のようにイメージする。
門に 桃。 玄関に 絆創膏。 ソファに 枕。 ソファの周りに 洗剤の泡。 テーブルに ごはんと焼き魚と蕎麦。。
効果バツグンだ。
脳の中では、いったい何が起きているのか?
記憶しようとしている時、脳のある部分が、活発に働いている。 そのうち、注目されるのが”海馬”。 記憶を司っている部分だ。 この海馬のなかの”場所細胞(Place cell)”。
≪場所を使った記憶ワザ≫
<覚える言葉> 小麦粉、靴下、 ブロッコリー、バケツ、 歯ブラシ、ボールペン、 納豆、スリッパ、 たまご、Tシャツ、 ケチャップ、洗剤、 大根、バナナ、 かつおぶし、チョコレート、 キムチ、長ねぎ、 帽子、しょうゆ
これを、慣れ親しんだ場所を使って、覚えていく。 いつもの場所に、大げさなイメージで、置いてみる。 自分でストーリーを作るのもいい。
玄関に 小麦粉を詰め込んだ靴下が置いてある。 ブロッコリがバケツの中に入っている。
ソファに、歯ブラシとボールペンを忘れたのは誰だ。 床には、納豆べとべとのスリッパ、卵の黄身がべっとりのTシャツが脱ぎ捨ててある。
洗い場に、洗剤とケチャップのビンが並んでる。 台所に、大根とバナナ。
冷蔵庫の、上段に、鰹節とチョコレート。 下段に、キムチと長ネギ。
冷蔵庫の脇に、帽子をかぶせた醤油ビン。
単語の羅列だけを覚えようとすると苦痛だが、 場所に置いてイメージすると、覚えやすい。 81歳の私でも、100点が取れる。
なぜ、場所を使うと、思い出せるんだろう?
その秘密は、場所細胞の特性にある。 生き物にとって、「場所の記憶」は重要。 ここは危ないとか、ここに来ればエサがあるとか。 脳は場所の記憶が得意なように進化している。
場所細胞は、思い出し細胞でもある。 その場所にさしかかると、情景を勝手に思い出してくれる。
場所と関連付けて記憶すると、 場所を思い浮かべることで、自然と思い出せるのだ。
海馬にある場所細胞は、使うことにより発達するようだ。 (ただし、詳しいメカニズムは、分かっていない)
≪ 記憶と有酸素運動≫
場所細胞を鍛える上でも、脳全体の衰えを防ぐ上でも、重要な脳トレがある。
海馬で新しい細胞を生み出すのに効果がある脳トレとは・・・ サイクリング、ウォーキング、ジョギングなど、有酸素運動。
平均年齢68歳の人たちが、有酸素運動をしなかった場合、 1年間で脳の海馬の大きさは、右下がりになった。
週に3回、40分の有酸素運動をした場合では、 1年間で2% 海馬が大きくなっていた。
有酸素運動は、脳の神経細胞が成長する役割をしている。 「週3回の有酸素運動で、認知症のリスクが半分になる」という報告もある。
≪脳力アップの三か条≫
(心) 記憶力に自信を持つべし
(技) 場所細胞を使うべし
(体) 有酸素運動を続けるべし
ガッテン! ガッテン!
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| 【記録グラフ】 |
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