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09年09月26日(土)
房総半島惨敗の件 |
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夏に大阪まで自転車で行ったのが覚悟していたより楽だったことに気を良くして、秋の連休は、房総半島でも回っておこうか。と気楽に計画を立ててみた。この時点で大きな失敗をしていた。
台風のせいで土日は雨の予報だった。ところが木曜日に進路予想が変わり、土曜から水曜までの5連休は全日好天の予報に変わった。 そこで日曜に出発した。
全行程500キロ強。 大阪まで600キロ弱だから距離はあまり変わらない。 峠無しで1日150キロなら体力は問題無い。 3日で走るか4日かけるか迷ったが、とりあえず3日で予定を組んで走ってみて、無理なら変更することにした。
初日の予定は練馬から房総半島南端の館山まで、約150キロ。 風はもう北風になっていた。ずっと追い風。サイクルコンピューターの表示平均速度は28キロにもなっていた。 時速0キロになると自動的に停止するから、信号待ち時間や休憩時間は考慮せず、走行中の平均時速だけを計算するようになっている。それにしても信号停止などで加速・減速がある。のだから、表示平均時速が28キロということは定速走行スピードは30キロをゆうに超えているということだ。 かなり速い。自分にしては。 ちなみにツール・ド・フランスのプロ選手たちは平均時速40キロ以上で、毎日200キロほどの距離を、3週間以上、合計3600キロぐらい、最高速100キロ以上で走るけど。
強い追い風で館山には予定よりかなり早い14時台に着いた。 ところで館山は、繰り返すが、房総半島の最南端だ。 今日これだけ快走したということは、明日は終日地獄の向かい風に抵抗されるということだ。風向きが変わらない限り。 旅程の後半がキツイと不安なので、時間に余裕もあることだし、もう少し走っておくことにした。鴨川まで行けるといいな。
国道から逸れて南端の洲崎を回ったあたりで、後悔した。 向かい風は強烈だった。 スピードは半分の15キロぐらいに落ちた。
時刻は16時。 明るいうちに鴨川に着くのは不可能。
このあと二日間走らないといけないので無理はできない。 そこで宿を探すことにした。
無かった。
携帯で検索できる全ての宿は満員だった。 釣り客の泊まる民宿も全滅だった。 道中の看板に書いてある電話番号にはことごとく電話をかけ、沿道にある民宿は呼び鈴を鳴らして空きが無いか確認して回ったが、全滅だった。 素泊まり歓迎3000円、みたいな宿もことごとくいっぱいだった。 モーテルには予約なんて無いだろうから見つけたら突撃しよう。そう思いながら走ったが、なんと見あたらなかった。ここらの若者は青姦か?
これが最大の失敗。全く予想してなかった。 失敗は連鎖する。
野宿か? 曲がりなりにも探検部出身だからド野宿の経験も何度かあるが(私はテント泊を野宿といいません。)、朝夕はもう涼しいぞ。上はロンTで薄手のウィンドブレーカーも持っているが、下は半ズボンだ。
どこで寝る? 雨は降らないが風は強いぞ。
暗くなってから寝場所を探すのは危険だ。
暗くなる前に方針を決めなければいけない。
決めた。
鴨川へ行こう。
街へ行こう。
街に行けば24時間ナントカがあるだろう。ネカフェがあれば最高だ。カラオケボックスでもいい。最悪ファミレスぐらいあるだろう。道中か駅前にラブホがあるかもしれない。 最悪の野宿になるにしても服を売ってる店を探してジャージか何かを買うべきだ。 なにしろこの辺りにはコンビニすらほとんど無い。自転車だと30分に1件ぐらいしか見かけないのだ。東海道とはぜんぜん違った。
鴨川に着いたのは19時過ぎだった。 走行距離は215キロになった。 ネカフェは無かった。 カラオケボックスは無かった。 ラブホは無かった。 この辺りの若者はどこで夜遊びするんだ?青姦か? ファミレスも3件が深夜2時までの営業だったが、デニーズだけ24時間営業だった。
デニーズで6人掛けのソファーを占拠して横になって寝た。
よく寝た。 しかし翌朝走り始めると、左足の膝裏が痛かった。前日は何とも無かったのに。 ダンシングがキビシイ。
勝浦まで20キロばかり走ってみたが、炎症なので良くなるわけがない。 あと300キロは無理だ。 時間はあるが宿が無いので休息日を作るわけにもいかない。デニーズ連泊はゴメンナサイ。
ということで勝浦でリタイアした。前日火災に遭ったのりピーの別荘は見に行ってない。
ちょうど勝浦発東京行きの特急があったので、帰りは1時間半ほどで東京についた。確か2000円ぐらい。
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| 【記録グラフ】 |
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