夢応の鯉魚。【grillさんの健康管理カラダカラノート】

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09年10月15日(木)

夢応の鯉魚。

< 天気が良いので  | 神託。 >
先日入手した江戸戯作集には「雨月物語」なども収録されています。
改めて読むと構成がしっかりしているのに驚かされる。
「夢応の鯉魚」はお坊さんが鯉になって生板の上で目覚めるという話ですが、
冒頭の、魚を描くのが好きで好きでたまらないという描写が、浮世離れした坊さんの世界観と密接に繋がっているのですね。
画に喩えると一本の線でシンプルに描かれているようで、まったくぶれることが無い。
不要な描写や訳のわからない煩悶みたいなのが一切無いのが良いです。
それは江戸の戯作に共通していて、ドラ息子だとか、遊び人だとか、悪人だとか、善人だとか、
人間の典型みたいなものが上手く描かれているのですね。
改めて昔の人の文章の上手さを思い知らされます。
自分の10年前の若書きの文章を見直して浅いなぁと思ったり。

【記録グラフ】
読書(入浴)
30分
読書(入浴)(分) のグラフ
睡眠時間
6時間
睡眠時間(時間) のグラフ
体脂肪率
23.4%
体脂肪率(%) のグラフ
体重
62.2kg
体重(kg) のグラフ
   
コメント
ブルドッグ 2009/10/15 22:45
雨月物語を読むなんて素晴らしい。
余り読んだ記憶がないので改めて読む気になりました。(鯉の話は知っていたので恐らくどっかで聞いたのでしょう。)
 grill 2009/10/16 04:05
ブルドッグさん
作者の名前が上田秋成だからではないですが、秋の夜長に読むのにはぴったりです。
寂しげな余韻が残るのが、秋の夜向けでしょうか。
春雨物語も収録されており、これは未読なので楽しみです。
maruomaru 2009/10/15 23:01
高校生くらいの時に映画で見た事があるだけです。
大昔の本を基にした昔の映画だからつまんないだろうなぁとタカをくくってみていたら、
ジワジワと怖く不気味で、引き込まれてしまった記憶があります。
本で読むとどうなのかしら?現代語になってなければ、私には難しすぎて読めなさそうです。
 grill 2009/10/16 04:16
maruomaruさん
私が最初に読んだのは、小学生の頃、少年向けに現代語訳されたものでした。
今読んでいるのも昭和30年代の現代語訳ですので、少し古めかしいですが読みやすいです。
確か青空文庫にもあったなと思って探してみました。
http://etext.lib.virginia.edu/japanese/ueda/ugetsu/UedUget.html
きこたん 2009/10/15 23:16
やっぱ体重が急激に下がると、体脂肪があがるもの・・・???

いや・・わたしの場合は両者急上昇なんですがo(〃^▽^〃)oあははっ♪
 grill 2009/10/16 04:19
きこたんさん
少し飲み過ぎた次の日に、必ずこんな傾向が出ます。
体重が下がった分は、水分で、電気抵抗が高くなるものと思われます。
この日は休肝日にしました。
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