no title【ゆくさんの健康管理カラダカラノート】

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10年12月26日(日)

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「チャンプ、なぁ、チャンプ。今のお前がまぎれもないチャンプだ。
だから、今、できることを一生懸命に生きよう。後ろ脚が元気な頃
のようにはいかないだろうけれど。なぁ、チャンプ。今を大切に
一生懸命生きる。それが大切なんだよ。」

【ありがとうチャンプ 三浦英司】
「どうか、うまくいきますように。チャンプが歩けますように」
神に祈るような気持ちで、声を出した。
「チャンプ、来い!」
すると-。
チャンプが歩いた。少しづつ、だが確実に、私に近づいてくる。
「チャンプ……」
後は声にならなかった。目の前がぼやけて仕方ない。チャンプが、
チャンプが歩いた。事故のあの日、放物線を描いて宙を舞い、
堅いアスファルトに叩きつけられてしまったチャンプ。
歩きたくて、歩きたくて、走りたくて、走りたくて、声にならない声で
鳴いていたチャンプ。
そのチャンプが、ぎこちない足取りではあるものの、確実に歩いたのだ。
私はしゃがんだ。手を広げた。
チャンプが来た。私の腕の中にチャンプが「歩いて」やってきた。
「チャンプ!」
私は何度も、チャンプの名前を呼び、ぎゅっと抱きしめて、そして、泣いた。
「よかった、よくやった、すごい、すごいよ、チャンプ」
チャンプはペロペロと私の顔をなめていた。涙でしょっぱい私の顔を。

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