asakomamさん
最新の記録ノート
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14年02月09日(日)
永訣の朝。 |
< day.
| 24年前の日記。 >
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けふのうちに とほくへいってしまふわたくしのいもうとよ みぞれがふっておもてはへんにあかるいのだ (あめゆじゅとてちてけんじゃ) うすあかくいっさう陰惨な雲から みぞれはびちょびちょふってくる (あめゆじゅとてちてけんじゃ) 青いじゅんさいのもやうのついた これらふたつのかけた陶椀に おまへがたべるあめゆきをとらうとして わたくしはまがったてっぽうだまのやうに このくらいみぞれのなかに飛びだした (あめゆじゅとてちてけんじゃ) さうえんいろの暗い雲から みぞれはびちょびちょ沈んでくる ああとし子 死ぬといふいまごろになって わたくしをいっしゃうあかるくするために こんなさっぱりした雪のひとわんを おまへはわたくしにたのんだのだ ありがたうわたくしのけなげないもうとよ わたくしもまっすぐにすすんでいくから (あめゆじゅとてちてけんじゃ) はげしいはげしい熱やあえぎのあひだから おまへはわたくしにたのんだのだ 銀河や太陽、気圏などとよばれたせかいの そらからおちた雪のさいごのひとわんを…… …ふたきれのみかげせきざいに みぞれはさびしくたまってゐる わたくしはそのうへにあぶなくたち 雪と水とのまっしろなにさうけいをたもち すきとほるつめたい雫にみちた このつややかな松のえだから わたくしのやさしいいもうとの さいごのたべものをもらっていかう わたしたちがいっしょにそだってきたあひだ みなれたちゃわんのこの藍のもやうにも もうけふおまへはわかれてしまふ (Ora Orade Shitori egumo) ほんたうにけふおまへはわかれてしまふ あああのとざされた病室の くらいびゃうぶやかやのなかに やさしくあをじろく燃えてゐる わたくしのけなげないもうとよ この雪はどこをえらばうにも あんまりどこもまっしろなのだ あんなおそろしいみだれたそらから このうつくしい雪がきたのだ (うまれでくるたて こんどはこたにわりやのごとばかりで くるしまなあよにうまれてくる) おまへがたべるこのふたわんのゆきに わたくしはいまこころからいのる どうかこれが天上のアイスクリームになって おまへとみんなとに聖い資糧をもたらすやうに わたくしのすべてのさいはひをかけてねがふ
☆宮沢賢治☆
雪を見ていて宮沢賢治の「永訣の朝」という詩を思い出した。 最愛の妹トシがもうじき亡くなろうとしている。 (あめゆじゅとてちてけんじゃ)この言葉が印象的だ。 けんじゃとは宮沢賢治のことであろう。
昨日は雨がみぞれに変わりぼたん雪になった。 いったん止んだ雪もまた降り出し、外は真っ白な世界になった。 娘はわたしのかわりに母宅に行ってくれた。 帰りにはお買い物もしてきてくれてずいぶん助かった。
晩ごはんはわたしは味噌グラタンを食べ、娘は天ぷら蕎麦を食べた。 買ってきた鉄火巻きを食べようかどうしようか迷った末に我慢することにした。 娘がふたきれ食べただけで残りは明日食べることにして冷蔵庫にしまった。 我慢できたわたしは偉い!
最近はフルーツグラノーラと炒り大豆にはまっている。 グラノーラはヨーグルトを混ぜて食べる。 今日はお肉をがっつり(湯がいてポン酢で)食べようと思う。 しっかりタンパク質を摂らないと美容にも悪い。 敬愛する松田聖子さんはベジタリアンでご飯とお野菜を食べていると言う。 それだけで身体がもつのかな? 毎日いったいどんな食生活を送っているのか知りたい。
今日は月一のマンション友だちのお茶会の日。 友だちから元気をもらってまた今週も頑張ろう。。
きょうもみなさんの健康と幸せを祈りつつ。
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