こんなはずじゃないさん
最新の記録ノート
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14年11月17日(月)
洗脳。 |
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< かげろう。
| -3.5度。 >
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って本が、随分前から私のベットのサイドテーブルに置いてあった。 特に気にも止めてなかったが、今朝目をさますとふとその本が目に入り、 はて?こんな気持ち悪い題の本、いつからここにあったんだ?と思って、 ふと、ママンがX JAPANのToshiがカルト集団に洗脳されて騒ぎになってたって話してたのを思い出した。 あー、そっか。夏にママンが読んだ本を置き土産にここに置いてったんだ。
で、ゴシップ好きの私はその本を読み始めた。 ら!!! 私、MASAYAってこのカルト集団の首謀の男を知ってる!
高校生の頃、当時はバブル全盛期でキャンペーンガールがどんどん芸能界に進出していて、 私も何を感違いしたのかオーディションに行くために度々東京に行っていた。 JAL沖縄キャンペーンガールの最終選考の後、 事務所の社長が、沖縄の与論島にリゾートホテルを創設して沖縄関連のビジネスに影響力があって、 東京でもディスコやカフェバーを何件も経営する今飛ぶ鳥を落とす勢いの社長がいるから、 彼を知っておいて損はない。紹介してあげる。 ということで、六本木のクレオパラッツェと言うカフェバーに行った。 店に入ると、突き当りの舞台でチェッカーズ全員が演奏し、アン・ルイス、和田アキ子が歌って、 チェッカーズのモクの誕生日を祝っていた。 マッチや吉川晃司など、当時全盛を極めていた歌手がぎっしりテーブル席を埋めていた。 当時高校生の私は、これが東京?これが六本木?すご過ぎ!!! その光景に圧倒され、腰を抜かしそうになったのを今でも覚えている。
そしてそこで紹介されたのが、当時倉渕雅也と名乗っていたMASAYAだった。 彼は与論島のリゾートホテルを含め、ひとしきり自分の経歴を自慢していた。 でも、ビジネスがどうこう言われても高校生の私には一切耳に届かず、 その場に広がる超有名芸能人のライブに見惚れていた。
その後、倉渕雅也が京都のおきやに興味があってもし贔屓があれば紹介してほしいとのことで、 彼が京都に来た時に先斗町のおきやの女将に引きあわせた。 最初に彼にカフェバーで会った時と同様、京都であった時の様子もほとんど私の記憶には残っていない。 ただ、今でもはっきり覚えているシーンが1つだけある。 帰りがけに女将が私を呼んでこっそり耳打ちした。 「あの耳の形の男は不幸になる。騙されるし、あんたもあの男とは付きおうたらアカンえ。」
世の中には、2種類の人間がいるのかもしれない。 それがほんの一瞬、ほんの小さなきっかけで、詐欺や怪しい宗教に引っかかってしまう人と、 そこにはっきり詐欺師やおかしな宗教集団に接する機会があっても、 その存在にも気づかず、絶対に引っかからない強運な人。 私は明らかに後者だ。
私が高校生だった頃、倉渕が詐欺やカルトに手を染めていたかは知らない。 ただ、2人で会った時に彼が霊感とがスピリチュアル的なことをしきりに話していたことを何となく思い出す。 私は、昔から霊感や占いが大嫌いなので、気味の悪い男だと思った覚えがある。 その印象と女将の一言で、私は彼との関わりを自然に避けた。
前にカラダカラにも書いたけど、私が昔東京に住んでいた時、 全くの偶然だがサリン事件で実際にサリンを持ち出し目黒駅と池尻駅から電車に乗り込んだ二人が、 私の住んでいたマンションの真1階下をアジトにしていた。 あの日、私は同じ電車に乗って通勤しているはずだった。 でも、前日に飲み過ぎて猛烈な二日酔いだったので、 満員電車に乗る気がせずタクシーで永田町まで行ったのだ。
でも、こうやって世の中は危ないことと隣り合わせなんだ。 気をつけよう。
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