リエさん
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07年09月25日(火)
妊娠性痒疹について① |
< 昨晩は特にひどかっ...
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妊娠性痒疹というのは、あるにはあるけど、やっぱりあまり症例のないことみたいなので、いつか、私と同じ症状で困ってる人がここを見てくれた時のために、妊娠性痒疹について、私の体験談をまとめておこうかと。
発生時期は妊娠6ヶ月あたりから。
最初は胸の下半分にブツブツしたものができて、かきむしってしまったことで、広がって黒ずみができた。
あせもかな?と思ってたけど、あまりに痒いので産婦人科で、オイラックスを処方してもらうが、さして効き目はなし。
その後、胸の下だけでなく、上部も含め全体に広がり、両方の横腹にもブツブツができて、広がって黒ずんでいく。
オイラックスがなくなったので、市販の薬を自分で購入。『レスタミンコーワクリーム』という赤ちゃんにも使えるというもの。
あせもや湿疹、肌荒れに…というもので、クリーム状のものだけど、塗るとさらっとパウダー状になって、表面が白くなってベタベタしない。
根本的な解決にはならないけど、これは効き目があったと思う。病院には行かず、市販薬を…という場合は、これがお勧め。
発疹は、ポツポツとしたものではなく、脂肪のかたまりみたいに、ボコボコっとしたものが浮上してきて、すごい痒みを伴う。ちょうど集中的に蚊に刺されたあとみたいになる。
これを掻いてしまうと、ボコボコが広がって全体に膨れあがる。こうなると、たまらなく痒い。
あまりにひどくなってきたので、産婦人科から皮膚科に紹介状を書いてもらって、皮膚科を受診する。
最初は軽いステロイド系の塗り薬をもらう。
それでも夜になると耐え難い痒みが襲ってきて、症状としては沈静化するどころか、悪化していくように思えた。
数日後に再度皮膚科へ。
今度はもう少し強いステロイド系の「マイザークリーム」と非ステロイドの「カラミンローション」をもらう。マイザークリームは朝晩2回だけ。あとはローションで。
このローションはレスタミンコーワクリームと塗った後の感じが近くて、白くなるけどさらっと乾いた感じになる。
非ステロイド系だけど、これも痒みを抑える効果はあった。
特にマイザークリームとの効果の違いがなく、ステロイドを使わずに痒みが抑えられるなら、ローションだけを使用する方がいいかな、と思った。
ただ皮膚科の先生に相談したところ、マイザーが腫れや痒みを抑えている部分もあるため、本当にローションだけで今と同じ効果が得られるかどうかは不明とのこと。
右半分、左半分など使用箇所を分けて1週間くらい試してみないことにはわからない、と言われた。(その実験はまだやってないからわからない)
最初の頃にできた胸や横腹は黒ずんではいるけど、痒みとしては治まってきて、見た目にも枯れてきた感じがする。
そうなると乾燥してカサカサなので痛い。これは保湿クリームで対応することに。一応、皮膚科にもらったけど、手持ちの保湿クリームを併用しても構わないとのこと。私は妊娠線予防で使っていたシアバターを引き続き部分的に使って、乾燥対策をしている。
一方、新しいブツブツができ始めた。
胸や横腹、腰回り、お尻などは、相変わらず、ボコボコと脂肪が浮いてきたようなものができて、強烈に痒くなるけど、これは発作的なもので、常にボコボコしてるわけではない。
痒くなったらガーゼ地のタオル等で体を拭くか、シャワーを浴びて体を少し冷やしてから、薬を塗って少し経つと痒みが治まってくる。
そんなボコボコしたものとは違う種類のブツブツができ始めた。
腕や脚、お腹の正面、背中など、比較的脂肪が少ない部分は、プツプツとした小さな虫に刺されたようなものができる。一箇所に集中的に、というよりかは点在する感じでできる。
お腹などのボコボコした感じとは全く違って、プツッと何かちょっと芯のあるようなものができる感じ。これがちょっとしたものなのに、やけに痒い。ただ、これは掻いても広がらない。傷になってカサブタができるだけ。
プツ、プツと何かが生まれてくるように不規則に出てくる。お腹の正面も今は張ってるから、こうしたプツプツができる。
ボコボコとできるものと、プツプツとできるもの、どう違うのかわからないけど、発生場所としては、脂肪が多いところと少ないところなような気がする。
ところで、皮膚科の先生に聞いた話。
痒みやブツブツというのは、体の中で何かがあって、拒絶反応として表面化してくるもの。なので、塗り薬はあくまでも対処療法にしかならないらしい。薬を塗ると、痒みを抑えることはできても、痒みの根本を絶つことはできない。
痒くならないようにするためには、やはり飲み薬で、体の中で起こっている根本原因を取り除くしかないらしい。
ただ、妊婦に対して100%安全性が保証されている飲み薬はない。安全性Aという評価のものはなく、安全性Bで、かつ利用歴が長いものを選ぶしかないとのこと。
特に「こんな胎児への影響があった」という悪い報告があるわけではないが、影響がナイとは言い切れないものばかり。妊婦への飲み薬は、実験ができないため、症例が少なく、安全性を保証できないものばかり。
私も2回目の皮膚科受診の際に、一応、飲み薬をもらった。「テルギンGドライシロップ」という白い粉薬。毎晩、寝る前に1袋飲むというもの。
これを飲むと、ボコボコと痒みを伴う腫れができることはなくなるだろう、とのこと。
ただ、私は一度も飲んでいない。やっぱり赤ちゃんへのリスクを考えると、そう気軽には飲めない。
これから先、塗り薬で出てきた痒みと戦いながら過ごすか、飲み薬で痒みが出ないように根本を絶つか。
単に痒いだけならガマンもできるけど、長時間の睡眠が取れず、それが疲労やストレスの原因になって、胎児にも影響することを考えると、何がベストかは判断に悩むところ。
事実、最近やけにお腹が張って痛くなることが多くなった。夜中に目が覚めて体を拭いたりしてる間も、ずっとお腹が張って痛い。この状況が胎児にいいとは言えない。
結局、皮膚科の先生だけでは判断がつかないため、産婦人科の先生にも相談することになった。(皮膚科医が産婦人科医に手紙を書いてくれた)
まだ産婦人科に行ってないからどう判断されるかわからないけど、私がかかっている両院では、ほとんどこれほどヒドイ妊娠性の湿疹を扱ったことがないようで、症例が乏しく、いろいろと調べながら、医者と一緒に手探りでの治療になる。
何にせよ、赤ちゃんを第一に考えて、一番影響のない方法を選択したい。
とりあえず、私の体験談①として。
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