grillさん
最新の記録ノート
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08年05月25日(日)
酔って書く。 |
< 風物詩
| 月末なので >
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今読んでる本、梅原猛『日本人の「あの世」観』。 風呂で読む本が無くなったので、前に読んだのを読み返している。
縄文文化というものがあり、今日の日本文化にも反映されている。 それは優れた文化である、という主張である。
そうなのかも知れないと思う。 この人の『三人の祖師』も読んだ。 仏教が、日本化されて行く過程が描かれていて面白かった。 日本仏教の歴史を知るためにも面白かった。
ただ、日本には、日本的な素地があったから仏教にも反映された。それだけでは落ち着かないところがある。 予定調和すぎる。その間に文脈として普遍的な何かが欲しいのだ。
自分なりに思いついて埋めてみる。 文化の継承が、どのように成されるものなのか。 意外と、日常の中の祭儀がそうさせるのではないか。 祭儀というと大げさだけれども、小さな慣習が大きなことを縛るということがあるかもしれない。 日本的なものが日本に残っているのは、それが小さな慣習の積み重ねだからかもしれない。
例えば何が、大陸と違うだろうか。 すぐに思いつくところでは、箸の上げ下ろしが違うなぁ。 器を抱えて頂く文化と、並べたものを口に運ぶ文化と。 器を抱えて頂くのは、それだけ食料が貴重ということなので、より原始的で縄文的なものと表現できるかも知れない。 梅原は、その縄文的なものが貴重で大切な価値観だと言っている。 私も日本の文化に限らずアニミズム的なものにイキイキとした魅力を感じる。
曲解してるかもしれない。これはたまたま手に取った本への感想。酔ってるので長くなってしまった。
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