リエさん
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09年06月05日(金)
幸福な死 |
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一昨日、遠い親戚が亡くなった。 従姉妹のおじいちゃんなんだけど、結構面識もあった人で、 つい先日、従兄弟の結婚式で元気な姿を拝見したところだった。
あと半月で満90歳を迎えるところだった。 ご夫婦ともに健在で、二人とも定期的に病院には通いつつも、 特に病気を患ってるわけでもなく、身体が不自由なわけでもなく、 痴呆が入ってるわけでもなく、本当にお元気だった。
一昨日も、お庭で草むしりをして、家に入って休憩していたところ、 突然意識を失って倒れ、そのまま亡くなった。 息を引き取るまでほんの数分、痛がることも苦しがることもなく、 家の中で、おばあさんの膝の上で、おばあさんに抱かれたまま逝かれたそうだ。
なんて理想的な死なんだろうと思った。 他界されたことはとても残念だけど、人間、誰でもいつかは死ぬんだから、 それを思うと、こんなに理想的な最期はないな、と素直に思った。
何十年にもわたって商売をされていて、引退後は娘の隣の家に引っ越して、 毎日、子どもと孫とひ孫に囲まれて、穏やかな老後を送っておられた。 しょっちゅう孫がひ孫を連れて遊びに来て、ひ孫のお世話をしていた。
忙しくもなく、ヒマ過ぎもせず、本当に穏やかで幸せな老後だったと思う。 そして、最期まで入院することもなく、手術をすることもなく、 痛みや苦しみと闘うこともなく、誰にも迷惑をかけることもなく、 自宅で、長年連れ添った妻の腕の中で、安らかに息を引き取った。
本当に幸せな最期だったろうな、と思う。 私もそんな老後を、旦那と一緒に過ごせたらなぁと。 ただ、私の方が先に逝きたいんだけど。
今日、告別式で参列してきた。 長い間、おつかれさまでした。ありがとうございました。 また天国からみんなを見守っていてあげてください。 そして、おばあさんがそちらに逝ったら、また二人で幸せに暮らしてください。 そうお祈りしてきた。
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