哀しくないのかな、私は。【セーンさんの健康管理カラダカラノート】

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10年01月26日(火)

哀しくないのかな、私は。

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今日は、とっても暗い。
何やら色々しんどいけど、空に放つ余裕も無い。
ただひとつ、祈るだけで。












午前は元気だったんだけど、弟ネコ、急変しました。
痙攣7回目が治まらなくなり、一時呼吸停止。
今は抗痙攣薬で目を開けて、舌出して寝てる。
小休止ってとこかな。

少しだけ、愚痴りたいかな。
嫌になるくらい冷静で、見栄っ張りで、真っ黒なんだもの。

私はやっぱり冷たいかも。
両親が動揺している中、私は弟ネコの痙攣の時間を測って、記録してた。
病院に連れてきてって話になったから、私と母上が連れて行った。
父上は何かあったら耐えられないから、私に行けといった。
言われずとも行く。あんたに渡すもんか、弟ネコを。

騒然とした処置の途中、目の前で、呼吸が一度止まった。挿管してすぐ自力蘇生してくれたけど。
病院のスタッフさん達が大変そうで、気の毒な右往左往で申し訳なさを感じるくらい殺伐とした混乱。
2人の先生が別々に指示を飛ばして、他にも患者は居て、入ったばかりらしいスタッフさんは指示がわからなくて、でも必死で。大先生の足には注射器が刺さった。
黒いビー玉みたいに見開かれたままの弟ネコを見ながら、スタッフさん達も気にしてる。
何度か泣きそうになる。でも、すぐに取り繕う。誰もいない間に目を潤ますけど、やっぱり泣かない。
人前で泣く方が恥だといわんばかりに、半べその父上を横目に壁睨んでる。
ICUで処置をして、父上が呼ばれて、連れて帰りたいと決めて帰ってきた。
痙攣が始まって、薬で抑えて家に帰ってきた……6時間。

それでも喉渇くし、お腹減るし、眠たいって感じる。
残酷だけど、生きてるから仕方ないって言い放ってる私がいる。
弟ネコを見ながら、図書館で借りた本を読んでる私がいる。

弟ネコが死んだときの事を考えて、シュミレーションしている。
父上と母上の予想される行動。それに対する自分の感情。自分がとるであろう行動。
……私は、弟ネコが死んでも生きていく。
だから、仕事も行くし、試験勉強もする。

一度目の前で呼吸が止まった時、まだ逝かないでって思った。
けど、もう逝った後の事 考えてる。
凄く疲れたって、一時自分の部屋に戻ってきて、日記書いて、明日辺りガソリン入れないと、なんて考えてる。
今週末には行事があるから、何があっても休みは取れないなって。傍にいてあげたらって顔する両親にキッパリ言って。

弟ネコがいるから、家に帰ってた。
遠出しても電話するのは、弟ねこのため。
この家で一番大きな位置を占めている子が危篤なのに。

なのに、どうして私、ここまで冷静なんだろう?
ユーレイだから?
化け物だから?
安楽死に近い処置に同意しかけた自分がいる。


苦しい。




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