こんなはずじゃないさん
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11年11月29日(火)
ミルク。 |
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< 伊勢えび。
| 素敵な。 >
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を買ってくれって頼まれた。 島の市街地で。
旅の後半、リゾートから島の首都に移動して、昔懐かしい姿のまま残された街を観光していたら、 足に靴ずれがいっぱいできて、水ぶくれが痛いからバンドエードを買おうと思ったんだけど。 まず、首都の市街地なのにスーパーがない。 コンビにもない。 あるのは昔で言うところの万屋さんだけ。 万屋さんの中に入っても、店にあまり物がない。 冷蔵ケースに少しだけお肉と少しだけチーズ。 その横っちょにパスタとトマトの湯剥きの缶詰が少し積んである。 反対側の壁の棚にはスポンジとかシャンプーとか掃除用洗剤、 あとマニキュアが5色くらいとか、ヘアークリップが数種類とか。 生活用品やオシャレ用品もあんまりない。 “??? この国の人はどこでお買い物をするのかしら? バンドエードはきっと薬局ね。” で、薬局を数件周ってみたけど、薬局はどうも全部処方箋薬局みたい。 バンドエードとかムヒみたいな、日本なら普通の薬局で買えるものはない。
そうこうしてたら、若い男の子が英語で声をかけてきて。“何を探してるの?” “バンドエードとかゆみ止めを買いたいの。”そう答えると、 “バンドエードはないよ。コットンならあるけど。 かゆみ止めは買いに連れて行ってあげるから、こっちにおいで。”って。 バンドエードがない??? って、この国にはバンドエードがないの??? それでもとりあえずかゆみ止め欲しさについて行ったら、行った先はさっきの処方箋薬局の裏口で、 中にいる女性にスペイン語で説明して$10だってチューブの薬を持ってきてくれた。 かゆみ止めに$10って高くない? この国の人はそんな高いお金を払って薬を買うの? 私たちはカモられてるんだろ~な~。 とは思いつつ、まあ処方箋だし(私は処方してもらってないけど、出された薬はステロイド系のちゃんとした薬だった。)、 それより何よりリゾートで手足を38箇所蚊に刺されて死ぬほど痒いし、 $10が何だ!必要なんだから仕方ない。 お金を払って、“有難う”とその若者にお礼を言って去ろうとしたら。 案の定声を掛けて来たのだ。 “お願いがあるんだけど。 子供たちのためにミルクを買ってやって欲しいんだ。” “??? ミルクってあのCOWのミルク?ミルクが欲しいの?ミルクっていくらするの?” “$4。” “ふぎゃ! $4!!! あんたの子供どんだけミルク飲むねん?!” 立ち去ろうとすると、 “僕がお金を出すから!”と食い下がる。 “うそばっかり!自分でお金出す気があったら、なんでうちらに頼むのよ。冗談じゃねー。” と思って嫌がるその若者に現金$1を握らせてその場を立ち去った。
後でわかったことだけど。 あの国では牛乳は7歳以下の子供にしか飲む権利がないらしい。 8歳以上の現地の人は、売ってないし、買えないし、飲めないのだ。 だから外国人の私たちに、買ってくれと頼んだのだ。
現地の人が使うお金は旅行者が使うお金の1/24の価値しかないらしい。 その人たちが、自分で旅行者の使うお金で$4出すから我々に買って欲しいと頼んでいたのだ。 今になって心が痛んだ。
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