尿蛋白さん
最新の記録ノート
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17年10月03日(火)
嫁入りに出す時の気分 |
< 確かな心の目で判断...
| 一日一善だったのか... >
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今年の春より進めてきた私に取っては初めて設計した設備がようやく客先に納入する運びとなりました。 そのための機械の試運転と動作確認、調整をするために車で2時間以上かけて山の中にある納入先に朝もはよか出かけてきました。 基本的な構想は既に既設の設備があったので、そちらと大きな違いは無いのですが、実際に設計、製作となると色々細かな点で難儀したり、納期の調整などで色々頭が痛い思いをした案件だったので、会社に行くのが嫌になった時も多々あり、工場の中から出来た設備が移動して空になった時にはやっとこれで肩の荷が少しはおりた安堵していました。 それでも暫くぶりに客先に行き、出来上がって設備の稼働を待っている状況を目にした時にはちょと感慨深いものがあり、きっと娘を嫁に出すときにはこんな気分になるのだろうかと改めて目にした設備に深い思いを感じました。 物つくりに携わっていて一番のやり甲斐というのは出来た製品を客先が心待ちにしていてそれを大切に使ってくれる事、その思い気持ちが機械に込められて魂を持った生き物のように動き続ける事なのだろうと今更ながら痛感したのでした。 人間でもよく言うでしょう。 出来の悪い子ほど可愛いって この先あと何台のふつつかものを嫁に出す事が出来るか 楽しみと苦しみが入り混じった複雑な気分
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